本日、新宿の紀伊國屋本店で彼の本を見つけました。初めて自分の本がお店にあったときは、本当に嬉しかったのを今でも覚えています。AMAZONで売れることもそうですが、大手の本屋さんでどれくらい売れているか?他店もベンチマークしてますので、今回は本屋さんで購入してみました。
原因と結果が、またさらなる原因となる
ファクト(真実)を事象ととらえ、そのファクトには良い意味も悪い意味もありません。
その事象には、かならずその事象が発生した原因があります。
種が開花するまでにタイムラグがあるので、なかなか人はその事象の原因を特定することが難しいのですが、かならず結果にはその原因があります。
なんども言いますが(笑)
しかしながら、その事象に意味づけするのは、人間の脳の働きです。
Aという事がおこった時に、それを良いと捉えるのか?悪いと捉えるのか?
またそこで、人間はまた新たな種を蒔きます。
因縁は、また結果となり、結果はまた種となります。
結果が種となる際に人間のフィルターを通すので、そのフィルター(思考回路)がどうなっているのかは、とても重要なポイントとなります。
コップの水が半分まで入っていて、もうこれしかないと思うのか、まだこんなにあると思うのか?
本当に単純なことですが、この思考回路の差によって、また新たな原因を生み出し、善因善果悪因悪果と言う言葉にあるように、良い種は良い結果を、悪い種は悪い結果を生みます。
なすびのたねはなすび、きゅうりのたねはきゅうりしかならないのと同じです。
イメージする力が世界を作り上げている(思考は現実化する)ということは広く知られていますが、イメージするだけでなく、そこにどのような感情のエネルギーが乗るのか?
それはその結果にどのような意味を自分にとって持つのか?ということで感情が生まれます。
それは、未来を作る事もできるし、幸せになることもできるし、不幸になることもできるし、自分を壊すこともできる諸刃の剣です。
たとえば、あいさつしたけど無視された。
- たまたま機嫌が悪かったのか、聞こえなかったのか?
- 自分はとても嫌われているのではないか?
この二つの思考の違いで、赤色の自分を選んだ人は、そのままこれをきっかけに神経症にかかってしまうということが本当に普通に起こっています。
生涯に約15人に1人
この本を読むと原因と結果の間に何が起こっていて、どういう想い癖を辞めることによって、よくなったり悪くなったりするのかが本人のせきららな原体験でよくわかりました。
書いてくれてありがとうと思う一冊です。
経営者は特に自社のスタッフが神経症にかかってしまうこと多々あるかと思います。なかなか難しい問題ですが、そこには何が起こっているのか?とても勉強になる本でした。
もちろん自分自身が発症する可能性も多々あります(生涯に約15人に1人、過去12ヶ月間には約50人に1人がうつ病を経験してい)。
オススメの本です。金本先生、ここまで赤裸々にオープンマインドで書いていただきありがとうございました。
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