【ひとりごと】情けは人の為ならず




急なアクシデントのため5日間、強制的にゆっくりした時間を過ごさせていただきました。アポイントの予定変更などでご迷惑をお掛けしたクラインアントの皆様、大変申し訳ございませんでした。明日からまた動き出します。この5日間は、この数年の中で最も心が落ち着いた5日間でした。

自得

久しぶりに本を読みまくり、「キングダム」を見まくりの5日間。最終的に心に落ちた言葉は、「情けは人の為ならず」でした。

以下、安岡正篤先生の言葉です。

人間なにが悩みかというと、自分が自分を知らざることである。

人を論じたり、世を論じたりすることはやさしいが、自分を論じ、自分を知るということは、 実はこれが一番大事であるにかかわらず、なかなか難しいことである。

人間は、先ず自分を責むべきであって、世の中や時代を責むべきではない。

世の中が悪い、時代が悪いというのならば、そういう時世に対して、一体自分はどれだけ役に立つのか、それをどう解釈し、それに対してどういう 信念・情熱を持っているのか、よく自分を責めるがよい。

あわせてもうひとつ、

人間は自得から出発しなければならない。

人間はいろんなものを失うが、何が一番失いやすいかといいますと、自己である。

人間はまず自己を得なければいけない。人間はまず根本的に自己を徹見する。

これがあらゆる哲学、宗教、道徳の、基本問題である。

忙しい日々(心を失った日々)においては、いかんせん自分を見失いがちで、さらには、どうありたいとか、どう生きていきたいのか?という自分自身への問いや想いを見失います。

人との切磋琢磨していく日々の中で、誰かの為に何かをすることは、自分を知ることに一番近づく行為なのではないかな〜と思って。

なんて想いながら。そう想いながら。自分の事を知ることに不可欠なのは他人との関わり。

情けは人の為ならず

  • 事業も顧客のために、その一点を考え抜いて実践することによって、自分達の事業の強みが明確化して、より付加価値が生まれていきます。
  • その付加価値を伝えるために、また顧客の為にをひたすら考えることにより、どう伝えるべきか?どうすれば、伝わりやすいのか?のヒントが生まれます。
  • 顧客の為に、自分達はどうありたいか?それを思うと自然と心地よいサービス・接客ができあがります。

マーケティングとかマネジメントとか、沢山の学問と成功事例と失敗事例が世の中に溢れています。

しかしながらこの1点を見失うと、本末転倒で、顧客のためにと思う事が、自分達の事業をあるべき姿に導いてくれるという単純な真理の道、経営でもその一本道が王道ですね。

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