仕事とは人間関係だと思います。 人間関係がうまくいっていれば、 多少の苦行も耐えれたり、乗り越えられたりするものですが、 逆にこれがうまくいっていないと、「働く」ということが苦痛でしかありません。
主体的・能動的に
人間関係の難しいところは、 「正しい」からといって、すべてが万事がうまくいくとは限らない点です。
人は感情の生き物ですので、機嫌のいい時もあれば悪い時もあるし、元気いっぱいな時もあれば疲れている時もあります。
また心に余裕がない時は、自分の意志とは無関係に相手に対して、冷たい態度をとってしまうこともあります。
自己反省は成長の種
また、仕事において、何か反省すべきことがある場合には、それは地位、立場に関係なく反省を求める必要があります。
それと同時に、自分に反省をするべき点があれば、 大いに反省をしていかなければなりません。
そして、それによって発生した不具合に対してみんなで協力体制をとっていく。
というのが理想ではありますが、 注意、もしくは指摘をする場合、 これがいい意味でも悪い意味でも人間関係に非常に影響を及ぼします。
自己反省
例えば、何かのトラブルがあったあとに、その相手と気まずい関係になってしまうことがあります。
そういう時、どういった行動をとるでしょうか。
例えば、自分から相手に仲直りを提案したり、自分の悪かった部分は相手に謝ったりする。
仮に、相手が自分を避けている様子であっても、自分から相手に歩み寄る気持ちが大切です。
こういう話をすると、 どうして自分から折れなくちゃいけないのか、謝らなくちゃいけないのかなどと、 面子にこだわることが多いのですが、このことにどれほどの価値があるのでしょうか。
相手の気持ちも思いやりつつ、自分の非と相手の非に線引きをする。
また、うまく仲直りが提案できることのほうが人間として素敵だし、仮にそれで関係が修復できなくても、歩み寄った事実がれば、後悔しないし、それ以上嫌な気持ちを引っ張ることもないかもしれません。
自分の中での決着をつけるための後悔しない方法と言えるかもしれません。
過ぎた事をくよくよ考えるよりも、今後にどういう関係を望むかをはっきりさせて、そのためにはどうしたらいいかを考えるという姿勢が重要だと思います。
「誰か」ではなく、まず「自分」から
しかし、多くの場合、 忙しさやなんとかなるだろうという安易感に浸ってしまって、 成り行き任せ、他人任せになってしまう。
これでは、物事はなかなか好転しません。 明日は明日の風が吹くという事なかれ主義では、 いつか行き詰まってしまいます。
相手に歩み寄る、問題に線を引く、謝るときは謝る、指摘することはする。すべては相手から望むのではなく、自分から。
今日も自分自身への言葉のプレゼントでした。