昨日は、「経営者の意識変革」についての勉強会を開催いたしました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。自分自身を少し脇において、自分自身を雇っている気持ちで、客観的に自分自身を見つめ直す、とても良い機会になったとお声をいただけました。
経営者とは?
一番なまけもので、一番マネジメントが難しい存在、それは、自分自身です。経営者である以上、一度は、受動的ではなく能動的に人生を選択して生きるという決断をしたことになります。
それでも、なかなかその時の覚悟を貫いて生きていくというのは、容易なことではありません。
経営者である私達は、今まさに「なんとなく生きている」という現実から、自分の人生を自分で選んで生きていく。主体性を持った生き方に目覚めていくべきだと考えています。
自身の意識変革を図るために、少し落ち着いて一人で考えることのできる環境を作ってみてもいいかもしれません。
まず改めて考えてみるべき点は以下の2点です。
- どんな人生を実現したいかを明確に具体的に語れますか?
- その人生を手に入れる為には、何が必要なのか?
あなたが、心の底からやりたいことに気付く為の条件、それは、あなた自身があなたのことを知ることから始まります。
自分探しと世界広げ
大きな建物を建てるためには、基礎工事が大切です。基礎無くして外面だけ固めても、長く建っていることができないのは想像がつきます。
学生のころ先生に、
出汁の入ってないスープのようだ!
と私は怒られていました。その頃は、中身が無いのに必死に成功したいとあえいで、人と違うことをとにかくやってみる、そして常識や先達の意見をバカにしていました(笑)。
案の定、うまくいくわけがありません。私自身が私のことを一番わかっていなく、世界に流れている真理の波にも逆らい、基礎工事も土台もあったもんじゃありませんでした。
いま振り返ると当然のように思うのですが、当時は視野が狭い、考えが浅いということを認めることができず、人と比べては優越感に浸ったり、卑下したりする日々でした。
下手すると今でもあの頃の自分がまた蘇り、喜怒哀楽を繰り替えしてしまっているかもしれません。
- 他人からの言動や評価を鵜呑みにして、自分を演じていませんか?
- 尊敬している成功者や有名人の生きかたに固執していませんか?
- 過去の経験によって、思い込みや、固定概念に囚われていませんか?
そんなときは、やはり原点回帰ですね。
生き甲斐のある人生とは?
せっかく経営者として生きることを選択したわけですから、「生きてきてよかった」「生きたかいがあった」「人間に生まれて幸せでした」 という人生を生きたいです。
ありがとうと感謝できる人生、生まれてきて、本当によかったと思える人生。
- 他人からの言動や評価を鵜呑みにして、自分を演じていませんか?
- 尊敬している成功者や有名人の生きかたに固執していませんか?
- 過去の経験によって、思い込みや、固定概念に囚われていませんか?
料理を作るとき、まず何を作りたいか、そして、どんな材料が必要か。目的を自由にイメージしながら、そのために必要な手段を集めていくために、意識を塗り替えて行きましょう。