本屋さんの自己啓発コーナーへ行くと、「プラス思考は大切」「プラス思考が幸運を呼ぶ」 など、プラス思考の重要性について書かれた本などが、たくさん出ています。もともと私はマイナス思考人間ですので、 プラス思考が大切なのだということは実感はしています。
全ては想い方次第
「悪い事」よりは「いい事」を考えた方が良いのは確かです。それによってモチベーションにも若干違いが出てきますしね。
ですので、 マイナス思考よりは、プラス思考のほうがいいとは思ったりもしますが。この「プラス思考」は、「いい意味」にも「悪い意味」にも捉えることができるなと思いました。
まず、ほとんどの人のプラス思考の考え方というのは、これから起こる事(未来)に対してのプラス思考なのだと思います。
結果は過去なので変えることがきないが・・・
つまり、「欲しい結果をイメージしてその通りになる」のがプラス思考。。。 と思いがちなのですが、しかしこれだと、その望む通りの結果にならない場合、大きなストレスを抱えてしまいます。
イライラしてしまって、 結果、マイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。
変えられない結果までプラスに考えても、 自分自身が望む結果になることはないんですね。
で、どうすればいいか考えたのですが、「結果(過去)に対しての考え方をプラス思考にする。」これは誰にでもできて、しかもストレスになりにくい。
すべてはとらえ方
どういう事かというと、自分の望む結果の時は、そのままを素直に受け入れればいいのですが、望ましくない結果、嫌な結果の場合に、「今回はこの位で済んでよかった・・・」 「最悪の結果は免れた」と、結果に対しての「いい部分」に目を向けます。
「嫌な結果」という事実は変わりませんが、その結果に対しての自分の思いや考えをプラスにすることで、イライラやフラストレーションといったストレスは大幅に軽減することができるようになります。
「マイナスを無理してプラスに」するのではなく、「マイナスへの見方をプラスマイナスゼロにする」 これが本当の意味での「プラス思考」なのではないかなと思いました。