【ひとりごと】丁寧な「たべもの(食べに行った)日記」

休日




今日は地元をゆっくり歩きながら、ゆっくりした時間を楽しみました。子供をベビーカーに乗せながら楽しそうに話す夫婦や、自転車を立ってこいでいく小学生達。野川の沿いで寝そべりながらうたた寝しているおじさん。思えば本当に沢山の人生が共存しているこの世の中。今日もつれづれなるままに・・・

42ヶ月ではじめてのご近所散歩

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この近くに引っ越してきて3年と半年が経ちました。時間の流れは早いものですね。でも仕事にかまけて、なかなか近所をゆっくり歩いてまわることができないでいました。

近くに、スタジオジブリがあり、宮崎駿先生のご自宅もあるということで、「借りぐらしのアリエッティ」は、この地域がロケーションのモデルとなっているそうです。

秋のこのシーズンは、空気も気持ちよく、でも少し寂しい記憶を思い出しますね。秋の匂いは、鼻から脳に直結して、普段思い出さない過去の記憶を思い出させます。

今日は、夕方にインターネットで調べた近所の住宅地の中にある、うなぎやさんに向かいました。その前に、これまた近所の神社に初めての参拝。小さな神社でしたが趣のある境内でした。歴史を感じますね。時間はゆっくりでも確実に流れているのでしょう。

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立地は関係無い!でも、勇気はいりますよね

2014-10-12 16.57.38神社に手を合わせながら、境内を歩いているうちに予約の時間になりました。お店を目指します。

今回お邪魔したお店は、「松風」という住宅地に溶け込んでいるお店。通りすがりではなかなか見つけることができないお店ですね。

店舗立地は関係無い!といつもお伝えしていますが、なかなかこういう土地にお店を作るのは勇気がいります。

でも振り返ってみれば、なぜこのようなところにお店を作ったのか?と思うようなお店ほど、結構うまくいっていたりしますね。口コミでしか、知りようが無いお店。そんなお店、ちょっと憧れますね。

この「松風」は初めてお邪魔するのですがどうでしょうか?

 アットホームってやっぱりいいよね

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早速入ってみると、とても明るい感じの店内で、焼き場はガラス張り、スタッフは、恐らくお父さん、お母さんと、息子さんの3人で運営しているようです。

お父さんとお母さんが出迎えてくれます。息子さんはいかにも職人って感じですが、とても暖かく感じました。

早い時間ということもあって、他にお客さんはいませんでした。

お店の席数は、カウンター合わせて20席ほど。本当にこじんまりとしたアットホームな店内。

鰻屋さんというと、少し敷居が高そうなお店もありますが、価格もうな丼1900円、うな重2900円の二種類で松竹梅などなく、とてもリーズナブル。

やはりまずは一杯。

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うざくも最高に美味しいです。され骨せんべいや、肝串なども、丁寧に作られており、最高でした。

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うな重を頼みましたが、本当にこれがふわふわで美味しい。丁寧に焼き上げられた鰻に、たれの味もちょうど良く、量もちょうどよく、久しぶりに本当に美味しいうな重を堪能しました。

やばい、おかわりしたい!

また私の大好きな新潟の日本酒、「〆張鶴」の純米吟醸も置いていて、調子に乗ってがんがん飲んだら、少し酔っ払いました。

のんびりした時間を楽しむ

17時に入って、18時にはお店を出たのですが、あたりはもう真っ暗で日の入りの早さが身にしみました。

また散歩しながらの帰宅になりましたが、こんなに人並みにのんびりしたのは、久しぶりです。むかし先輩に言われた言葉がいつも頭に木霊します。

ゆっくりするのは棺桶に入ってからでも遅くない

でも最近は、

ゆっくりするのは、生きているうちにしかできない(あたりまえか 笑)

仕事をしない時間は、今まで恐怖でしか無かったのですが、少しだけこういう時間も楽しみ競るようになってきました。いい歳になってきたということかもしれません。

何か、本当に、全く経験の無い、今まで心ではかっこいいなと思っていても、自分には無理だと思い込んでいることに、チャレンジしてみたいなって、神社でふと思いました。

もうすぐこの地からも引っ越すかもしれないので、あと少しになるかもしれないけど、いままでほぼ楽しんだことのない地元を、歩きながら散策して今回のような名店を探してみたいと思います。

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