【自己啓発】負の感情にどう対応するのか?

負の感情




突然ですが、自分が正しい、相手が間違っているという自分の「正義」を振りかざす人間が昔から苦手です。イスラム原理主義、ナチス、大東亜戦争、隣国とのわだかまりなどなど世の中の争いの本質は、自分が正しい、相手は間違っているとお互いが思うことから始まるのではないでしょうか?

恨み、妬み、嫉みの対処方法

少し前に流行りました、アドラー心理学によると、人の悩みの根本原因は、100%人間関係だそうです。

人間関係がうまく行かないことについては恐らく、ベクトルが他人に向いているからではないでしょうか?

他人と自分を比較して、自分の存在意義を見いだしていると自ずと、上下の関係になってしまうように思います。

ベクトルを如何に自分に向けるか、外ではなく内に、相手ではなく自分に、上ではなく足下に目を向けてみるということを改めて考えなければ、悩みは尽きないように思います。

恨みを晴らしても、相手から恨まれ、また恨みの連鎖が始まります。恨みは恨むことをやめることによってこそ、恨みは消滅します。

最近、「アンガーマネジメント」という言葉をよく聞くようになりました。自分自身の怒りの感情との向き合い方。これはもう学問ではなく体験でしか会得することが難しいのではないかと思います。

以下は、中村天風先生の有名な言葉です。

人生を、あまりむずかしく考えないほうがよい。 むずかしく考えるとわからなくなる。真理は足もとにある。高遠な学理の中にあるのではない。

もとより軽率な考え方ではいけないが、なまじ学問をした人は、真理は遠く大海の底、深山幽谷の奥山にあるような思い違いをすることが多い。

人間それ自体の生命存在を、思索の中心において考えれば、大きな的はずれをしないですむはずである。

人間の心のあり方が、結局人生を支配する法則の根本である。

自分を見つめ、他人を受け止め、生命存在そのものを認める。悟りの境地ですね。

原因は外にはない

慢心、驕る心、自己弁護のための他人への攻撃など、私自身、陥ることが多く、反省と改善あるのみです。

他人に対して嫌いという気持ちが芽生えるということは、結局、他人に自分の嫌なところを投影してまっていることに他なりません。

私自身が正義を振りかざしてしまっていることを自覚して、少しでも境地に達する生き方に近づいていきたいものです。

ただ企業のスタートアップ時は、この負の感情もパワーに変える必要があるのですが・・・これはまた別の機会に記録しておきたいと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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