【ひとりごと】今日もひとりごと「自分らしさと仕事」




商売って何が楽しんだろう?って、ふと思う事があります。考えてみれば、なかなか割りのあわないことをしていると思いますが、「この世に生を受けていつか死ぬ(0に戻る)のであれば、出来る限り、自分らしく生きてみたい」と20歳の時に思ったことが起業した原因です。

時間の流れと自分の価値観

24歳で起業して、失敗し続けて、もう干支が一回りしたんだと思うと時間の流れに恐ろしくなったりします。

すこしづつ積み上げて、大きな所に立っている諸先輩方を見て、私は、なんて刹那的に、場当たり的に生きてきてしまたんだろうか?と反省することがあります。

いつも動機は衝動的で、「自分だったらなんとかなる」という過信のもと、頭を打ち続けて、今があります。今があるのは、本当に周囲の人の助けのおかげ以外の何者でもありません。

岩山をどう踏破するのか?

よくセミナーで、「経営とは岩山のてっぺんの赤い旗をとりにいくようなもの」と戦略について説明しています。

多くの経営者が、この岩山をやみくもに登りだして、途中でハプニングが起きて、岩山から転げ落ちて、血だらけになりながら、またこの岩山をやみくもに登り出す。

これは、実は、自分の事を反省していつも話をしています。本当の経営者は、赤い旗までの道のりを何度も何度も計画・シュミレーションをして、登り、また計画を立てては登り、修正を図りながら、一歩ずつのぼります。

私は、いつも一歩一歩が待ちきれず、なんとか数段飛びでこの赤い旗を取れないかという要領ばかりを考え結果、失敗の繰り返し。

多くの失敗の上になりたった、小さな経験値を武器に、また今日も岩山を登ります。

登ることをやめないことだけが取り柄ですが、いつまで経っても学習できてないなぁと反省しています。

原点

私の初めての商売は、路上での果物販売です。軽トラックに果物を積んで駅の前の公園の入り口に車を止めて、屋台販売をセットアップします。

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段ボールで作った大きな看板と、果物を計る計量器と、電卓。試食用の果物を自分で切ってお皿に入れて、腰にエプロンを巻いて。

毎日、毎日が完売目標。売り切れるまでお店を閉めません。その頃の気持ちは、商売に対するワクワク感などみじんもなく、とにかく、今日をめいっぱい生きると言うことで精一杯でした。

いつしかすこしずつ顔なじみのお客様も増え、いろんな話を聞き、果物を買ってくれるわけではないですが、販売を手伝ってくれる同い年の仲間ができ、果物を販売するということよりは、毎日、人とのコミュニケーションを楽しむ毎日となっていました。

もちろん、儲けたい!という思いも当然ありましたが、今日もまた一日がはじまるな〜!っていうすがすがしい気持ちで毎日を過ごすことができていたように思います。

混乱したときは、シンプルに考えてみる

あれから、17年。自分のやっている商売は、どんどん複雑さを増していき、マーケティング・営業・コンセプト・財務・経理・仕組み作りから事業計画の作成・商品開発・資金集めのためのプレゼン資料、海外での企業支援まで。

なんだか頭が混乱してきますが、本当は、もう少しシンプルなんじゃないの?って自問自答します。

商品を仕入れて顧客と仲良くなって、商品を購入してもらい、その感想をもらって、商品を婦ラッシュアップして、さらに顧客によろこんでもらう。

喜んで貰うと、自分を応援してくれるようになり、誰か友達に紹介してくれる。いつしか、そんな輪が自分の周りにできあがっていく。

やっぱりこのシンプルな商売の基本に忠実に動けば、顧客も仕入れ先も自分達も喜べて、結果対価を得ることができる。

対価は、商売の成績評価であり、商売の成績は、どれだけ多くの人を喜ばせることができるかどうか?

自分の意識を省みてみると、いつもこの商売の基本から、外れてしまっていることに気付きます。

すぐ修正できればいいのですが、何か問題が発生しないと、人は、なかなか自分を省みることができません。

人は?と言いましたが、これは自分自身です(笑)。私が素晴らしいと感じる経営者は、常に相手のために何ができるか?を考え行動しています。

どうすれば人をよろこばせることができるのか?

その場限りではなく、とても長い目で、相手にとって何が一番良いことなのか?それを考えて行動します。

特に事業計画などを立てるときに、どうしても自分よがりな計画になってしまい、実行や実績を伴わないプランになってしまうことがあります。

自分が今持っているカードで、どうすれば人を喜ばせることができるのか?もちろん失敗することも沢山ありますが、その失敗が、誰かの成功の役に立つことができれば?

もう平均寿命の半分の時間を人生で過ごしてきました。そろそろ折り返すときに、本当の自分の生き甲斐、価値観を見つけて、出来るかぎりそこに忠実に生きるために。

自分らしく生きる切符

一度経営を始めたということは、その価値観に忠実に生きてもいいという許可を自分に与えているのと一緒です。

もちろん、経営者ではなくとも、自分の天職ををみつけることができたなら、何が自分の喜びなのか?を自覚することができたなら、それを世の中に問うことができる人生最大のチャレンジとチャンスですね。

人生のハードルを解除する課程を楽しむ

人に喜んで貰いたいと思えば思うほど、様々な矛盾と、逆の方向につっぱしってしまって、自分で自分の事が大嫌いになることもあるかもしれません。

しかしながら、きっとそれは、自分らしく生きるための人生のハードルです。人生のハードルがせっかく設定されているのですから、これをどうにか?こうにか?乗り越える方法を、考え続けて行動に移すことこそ、人生の楽しみとして受け止める。

そんな器のようなものを、私も身につけていきたいと思います。自己否定して反省する時間は、とうにおわったように思います。ボチボチ、これしか自分はできないんだっていう生き方を開きなおり(笑)ではありますが、歩んでいきたいと思います。

次回定例勉強会テーマ「経営者の仕事とは?」

現場に埋没してしまうことなく、出来る限り経営者の仕事に特化していこう!と思える経営者の方に向けて次回の、定例勉強会では、

戦略8割、戦術2割 経営者の仕事とは?

というテーマで私、富田英太が講師を務め勉強会を開きたいと思います。

内容は理念、ストーリー、ブランディングを中心に、経営のコンセプトを明確にしていく作業を一緒に行っていきたいと思います。

5年前に、開催した「商売はあなたが主役!」という勉強会の内容を、さらにブラッシュアップして、現在経営をされている経営者の方が、あらためて自分達のコンセプト、また強みは何か?とうことを再構築できる勉強会にしたいと思います。

次回は、一般公開はしません(店舗経営ビジネス塾メンバーとクライアント様はご招待)ので、もしご興味のある方は、下記の店舗経営ビジネス塾にご参加いただければと思います。

次回(第五回)開催予定は、7月21日の火曜日の13時30分からにして、塾メンバーと相談して場所は決めたいと思っています。

舗経営コンサルタント富田英太の「店舗経営ビジネス塾」

登録月(今月)は無料です!

先着30名様(あと8名)まで、5000円/月を3000円/月で入会可能です。

さらに、無料で毎月の店舗経営ビジネス勉強会にご招待!

店舗経営ビジネス塾メンバー特典

もちろん、場所や日時の都合で、ご参加いただけない方には、 動画で視聴していただき、また質問などは、このビジネス塾内でお答えしていきたいと思います。

富田英太_fbカバー画像本番

この塾に参加していただいた方には、私、富田英太への様々な相談、店舗経営者同士の情報交換、月一度の勉強会への無料参加、無料視聴ができます。

客観的に視点を、自社に導入したい方は、まず「店舗経営ビジネス塾」から!

この塾の詳細については!→ 富田英太の「店舗経営ビジネス塾」

皆様のご参加をおまちしております。

過去の勉強会動画公開情報

  • お金をかけずに繁盛店に変える方法(集客編) 講師:富田英太
  • LINE@を使って繁盛店になる方法 講師:斎藤元有輝
  • 顧客満足へ繋がるコミュニケーション能力の向上 講師:金本祐介
  • 仕組み化による経営者の時間創出について 講師:加納聖士

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