【ひとりごと】ウォンツについての備忘録




マーケティング用語の基礎中の基礎ですが、あらためて、意味あいを忘れかけてしまうので、このブログに備忘録として掲載しておきたいと思います。新しいビジネスに参入するとき、商品を企画する際に、顧客を考える起点となる「ウォンツ」です。

潜在ニーズから、ウォンツを考える

  • 人間が日常生活を営む上で感じる「満ち足りない状態」(=ニーズ)を満たすために求める感情。
  • ウォンツは、具体的に表現された製品やサービスを求める感情。

例えば今喉が渇いているとする。

「喉が渇いたからミネラルウォーターが飲みたい」

と言う場合は、「ウォンツ」ではなく「ニーズ」である。一方、

「喉が渇いたから何か飲みたい」

と言う場合は具体性がなく、「ニーズ」です。

つまり、具体的な必要性を感じているのがニーズ、漠然とあったらいいなぁ、と望んでいるのがウォンツということです。

カスタマーの一歩だけ先を考えて見る

 

現代のようにモノや情報が大量に溢れている時代では、ウォンツが顕在化した時点で商品・サービスを出しても、他社との激しい価格競争に巻き込まれやすく、顧客から選ばれ続けることは難しい。

むしろ、顧客と競合が気付いていないニーズをいち早く発見し、そのニーズを満たすウォンツを、競合が真似できない方法で実現することが求められています。

 

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