ある時期に、仕事で関わった飲食店の社員さんからこんなメッセージがきました。このメッセージをもらったときに、人間が成長出来る機会はいろんなところに転がっていて、それをどのように受け止め、どう言葉にできるのか?そこが分岐点になることに気付かせ貰いました。
自分の言葉にできることの素晴らしさ
こんなメッセージをいただきました。
明日から、店長としてお店を任されることになりました。
辞令をいただいた時に、これまで支えてくれた上司、同僚、友人、そして家族への感謝の気持ちが溢れてきました。
自分ひとりではきっとここまでやり遂げられなかったと思います。
本当に周囲の人々のおかげです。
明日から一人前の店長として、お世話になった方々に恩返しできるよう 今まで以上に頑張っていきたいと思います。
というような内容でした。 正直、すごいなと思いました。
何がすごいと感じたかというと、こういうことを『自分の言葉』として人に伝えれるということです。
恩
忙しかったり、余裕がないと、周りが見えなくなりがちですよね。
- 自分のことで精一杯。
- 人にかまっている余裕がない。
- また、自分の実力だ!と勘違いしてしまったり。
自分がいくら頑張っても、それを評価するのは他人です。
つまりは、他人の協力なしに、何かを成し遂げることなどないのではないでしょうか。
自分たちは、いつも誰かに支えられて生きている。自分ひとりでできることなんて、ほんとうの意味ではちっぽけなことなのかもしれません。
知らない間に人生の分岐点を迎えている
同じ立場で仕事をしている人の中にも、周りの支援に感謝をしている人とそうでない人に分かれます。
両者の間には、その後の思考や行動に大きな違いが生まれます。 例えば、人に何かを教わったときに、前者は素直に『ありがとうございます。』と言えます。
しかし、後者は、『そうなんですか。』
ひどい場合は、『あ、それ知ってます』と。
何がマズいかというと、こういった言葉を発する人には、おそらく悪気がない(笑)無意識的に、言っているから改善のしようがない。その結果、あの人にはもう教えたくないと思われる。
情報が集まらない
逆に、素直に『ありがとうございます。』がいえる人には、また教えてあげたいと思う。
つまり、情報が集まります。これはもう真逆の方向にすすんでいく分岐点です。
また、それらを見ていた周囲の人にも同じ感情が生まれます。悪い噂は、いい噂の何倍ものスピードで広がります。
それは、自分自身の成長にとってマイナスでしかありません。自分に関わってくれる人に心から感謝し、ありがとうの気持ちを伝えることで何かが生まれます。
その喜びを知った人は、自分も誰かを支援する側に回ることができます。 自分にとっても、周りにとっても、プラスの循環が生まれます。
そういった二次的な効果まで考えると、そこから生まれる差の大きさは正直計りしれません。
受け止め方と伝え方
周りへの感謝を、しっかりと言葉にして伝えることができる彼は、きっとお客さま、同僚から支持される店長になることでしょう。
この初心をいつまでも。つい忘れてしまいがちだけれど、決して忘れてはならないこと。 周囲の支援に感謝する気持ちを、いつも忘れずに持ち続けること。
そして、それをしっかりと言葉にして伝えること。 これらをいつも、自分の心に置いておくこと。 肝に銘じておきたいですね。
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