「思考は現実化する」「9ステップ」「7つの習慣」などなど、たくさんの自己啓発本を20代読み漁りました。今でも血肉となっています。しかしながら、最近改めて読み直すと、その自己啓発書には、大きな落とし穴があることに気付きました。
自己啓発と決断の関係
「自己啓発書だけでは、人生や仕事の悩みが解決しないから、人はいつまでたってもその類の本を買い続けるのである」
いつの時代も自己啓発書が人気の理由は、買うことや読むことで、目の前の悩みや気持ちが少し楽になるからなのでしょう。
たしかにあれほど似通った内容の自己啓発本やビジネス書が、書店に繰り返し並ぶのは、同じ人が繰り返し買っていることも考えられます。
実際、私の知り合いにも自己啓発マニアのような人がいて、自己啓発に関する書籍やセミナーに熱心な人もいます。
自己研鑽よりも決断が大事
もちろん、この行動が間違っているわけではありません。 仕事で一番大事な要素は『決める』ということです。
これだけ見ると簡単な要素のようですが、この『決める』という作業、容易ではありませんね。
なぜなら、時にこの決定は、お客様だけではなく、 従業員に、多くの人たちに影響を与える可能性があるからです。
自己啓発書だけでは、人生や仕事の悩みが 解決しないことが多いのは確かだと思います。
なぜなら、具体的な行動に関しては、最終的には、 自分自身で何をやるか決めて、行動、実践していかなければならないからです。
決断から繋がる方法、方法から行動に繋がる
起業するにしても、投資をするにしても、出世を目指すにしても、 いずれも何をするのか、そしてそれをどのような方法でやるのか。
こういったことについては、自分で考えて行動に移すしかないのです。 自己啓発書は、行動を起こすためのヒントにはなりえます。
例えば、起業を目指すのだとしたら、起業に必要な考え方や心構えを 学ぶのは、必要最低限のことだと思います。 ここまでは、本で学べるのかもしれません。
しかし、そこまで辿り着くための具体的な行動方法、道筋に関しては、 自己啓発書では、触れていないことがほとんどです。
ですので、実際には、行動や実践が伴ってくると、自己啓発書は、段々と不要になるものなのかもしれません。
自己啓発書やセミナーでやる気を出したら、次は、行動に移さねばならない。
具体的な行動なしでこういったループを繰り返すのは、お金と時間の無駄に思えます。
これらは、仕事だけではなく、ダイエット、恋愛など何でも当てはまります。
要は、自分が何をやるか、それをどのような方法でやるか、という行動の実践という点に関しては、自分で決めるしかないということです。
そこまでの面倒は、自己啓発本は見てくれません。 一気には無理でも、少しずつ少しずつ。 この行動の比重を上げていくことが大切です。 何をすべきかは、実は、もう見えていることが多いのです。
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