船長が明確な夢を持ち、共感した仲間たち(社員)が互いに助け合いながら,その夢を実現していく。ルフィー率いる「麦わら一味」の冒険譚は、究極のビジネス戦略論、最強の組織論だった!
ベストセラー「お金をかけずに繁盛店に変える本」の著者であり、自他ともに認める「ワンピース」オタクである著者が、累計販売2億冊の「最強コミック」を教材に、最強のビジネス書を書き上げました。ビジネス書コーナーで海賊王を目指します!
本書は、こんな方におすすめです
- 漫画「ONE PIECE」に興味がある。
- 経営の基礎を学びたい
- わかりやすく経営を学びたい。
- 組織力、チーム力を向上させたい。
- リーダーのあるべき姿を知りたい。
- 経営者、管理職のあるべき姿を学びたい。
- 従業員や部下のモチベーション・やる気を向上させたい。
- リーダーシップを学びたい。
目次
第0章 なぜ経営にも「ONE PIECE」なのか
- 漫画『ONE PIECE』の魅力
- 一人ひとりが大きな目標を持とう
- 失敗を成功につなげるために
- 失敗しても悩みすぎない
- アイデアより想いの強さが大切!
- 「組織」は「人」である
第1章 ルフィに学ぶリーダーの「あるべき姿」
- どのようなチームを目指すのか
- リーダーは「ビジョン」を示せ
- 成功と失敗の違いはどこで生まれるのか
- リーダーは「決断」する勇気を持て
- 目標達成のために何が必要なのか
- 「志」と「情熱」が人を動かす
第2章 麦わら海賊団の「組織」と「戦略」
- リーダーと戦略家の違い
- 弱者が強者に勝つ法
- 「思いつき」と「ひらめき」の違い
- 「トップダウン」と「ボトムアップ」
- 「時間」を味方にする
- できないことは専門家に任せきる
第3章 仲間の力をこうして引き出せ
- 仲間一人ひとりの特長を把握しよう
- 責任と権限を与えよう
- 強みを活かし弱味を打ち消す
- コミュニケーションはシンプルに
- 仲間と真剣に向き合おう
第4章 「信頼」が組織を強くする
- まず目標達成に必要な仲間を集める
- 目標達成に必要な武器を揃える
- 組織に必要なルールを決める
- 仲間の信頼を得るためには?
- 「別れ」を前向きに受け止める
第5章 リーダーがやらなければならないこと
- まず目標到達点を決めよう
- 優先順位を仲間全員で共有する
- 率先垂範こそリーダーの務め
- 足りない部分は補い合おう
- 弱さを認めるタフな心を持とう
- 今あるものに目を向けよう
第6章 チームワークとは何か
- 「チームワーク」は全員で築くもの
- 認め合い、任せ合い、助け合う関係
- 「気配り」と「目配り」と「心配り」
- やりたいことを精一杯やれる環境をつくれ
- 比べるのは「他人」ではなく「自分」
- 成果を分かち合うことが絆を深める
著者より
高校生のころからずっと、『ONE PIECE』(作・尾田栄一郎氏)を読み続けてきました。挫折を味わったとき、失望したとき、私は、この漫画を読み直すことで、立ち直ってきました。
夢を見ることの大切さ、仲間の大切さ、そして、苦境に追い込まれたときの心の在り方を、私はこの漫画に教えてもらったのです。
私にとって「ONE PIECE」は、善き相談相手であり、善き仲間であり、大袈裟ではなく、人生の指標でした。
長い20代を経て、私は経営コンサルタントという職業に就きました。大勢のクライアントさんと接し、経営のお手伝いをさせていただく中で、指標となったのは、やはり「ONE PIECE」でした。
ルフィや仲間たちが発する言葉や叫び、そこに込められた思い、ルフィが下す決断のベースとなる価値基準、チームワークの大切さ……。「経営とは何か」という問いに対する答えが、「ONE PIECE」の全編に散りばめられていました。
このたび「ONE PIECEはなぜ人の心をつかむのか」というテーマで執筆する機会を頂き、改めて「ONE PIECE」全編を読み直しました。この偉大な作品から、何を学び、何を感じ、それをどう実践に移していくか。それについて考え、整理する時間を持つことができたのは、私にとって大きな喜びでした。
「ONE PIECE」という深遠な物語を、「経営戦略論」「組織論」という切り口で、これから皆さんと一緒に読み解いていこうと思います。「ONE PIECE」という漫画から、「経営」「組織」のあるべき姿を、説き明かしていこうと思います。
それは恐れ多い挑戦ですが、ルフィが「海賊王になる」という夢を掲げて大海に乗り出したように、私も一人のキャプテンとして、リスクを恐れず、挑戦したいと思います。
本書を読んだ感想 -アマゾンレビューより-
「ワンピース好き」×「十分なビジネス書」
最近、ワンピースを題材にした自己啓発本が多数出ている。本書も、その一つであるが、本書は、商売上の売れるからという理由ではなく、作者のワンピースが好きという思いが強く出ている。しかしながら、ビジネス書としての価値も非常に高い。ビジネスに必要となるポイントが、かなり多く詰め込まれている。
この手のクラスの一般的なビジネス書より、多いぐらいだ。 丁度、ワンピースが好きな年齢層は、社会人になっており、年齢層が高いほうだと部下の教育にも携わっているだろう。本書は、そういった方々が、ワンピースという互いに知った物語をベースにして、ビジネスを円滑にするためのツールとなるだろう。
お気に入りですッ!!
仕事に悩んでいる人、これから何か始めよう!という人におすすめです。 ワンピースというテーマが入りやすかったですし、それがなくてもとても分かりやすい本だと思います。 経営やリーダー論は難しいし堅くて苦手だったのですが、この本はどんどん読み進める事ができました♪
読みやすいのにかなりしっかりした内容で、この一冊にビジネスのポイントがギュッと凝縮されています!! グサッと刺さる内容もありますが、とても前向きで迷っているときに読むと元気をもらえるので何回も読みかえしています。
ワンピースを知らなくても入りやすいビジネス本
実はワンピース自体を読んだ事が無く、キャラクターもストーリーも知らない状態なのですが。。。 (ルフィとチョッパーが分かる程度)紹介されて購入させていただきました。 経営論について様々な本が世に出ている中、スッと理解しやすい一冊だと思います。
堅苦しさや難しさはありません。 最初から最後まで分かりやすい文章です。にも関わらず内容がしっかりと詰め込まれているので、 何度も何度も読み返してしまいます。幸い家族がワンピースを持っていたので、 ストーリーと絡ませた話が出てきた時は、マンガ片手に読んでいます^^;これから経営者を目指す、ワンピースを知っている若い方には特におすすめしたい一冊です。