5W1H思考の意味とフレームワークの使い方について

5W1H思考

今回は、シンプルに結果を出す人の5W1H思考という本から、5W1H思考の意味とフレームワークの使い方について紹介していきます。5W1Hは物事を広く見渡し、本質にせまり、新たな視点や考え方のヒントを与えてくれる万能の思考ツールです。

趣旨が明確、さらに過不足なく伝えるために

5W1Hを意識し構成することで、伝えたい情報の主旨が明確になり、かつ過不足なく伝えることができます。

  • 「さまざまなフレームワークや思考法を学んだけれど、うまく活用できていない」
  • 「フレームワークを使っても、いまひとつ仕事のパフォーマンスが上がらない」

そんな悩める経営者を救うのが、「5W1H思考」です。

why what when where who how

「いまさ5W1H!?」という声がすぐにでも聞こえてきそうですね。

しかしこの5W1Hをばらして、くずして、組み合わせて、使いこなすことによって、あなたの仕事のパフォーマンスは飛躍的に上がるということがこの本には書かれています。

  • 表層的な目的ではなく、核心的な目的を追求する。
  • 本質を突き詰める思考を身につける。

そのために必要なのが、「Big-Why」です。

Big-Why

Big-Whyは、いつも認識しているレベルから一段、二段高いところにある、より上位の目的やゴール、真のニーズをとらえます。

本ではWhyを上へさかのぼっていった結果が“Big-Why”だと述べています。では、「上へさかのぼる」とはどういうことでしょうか。

たとえば「痩(や)せたいから(Why)」「毎日朝晩3キロ走る(What)」という直接的な目的と手段は考えていても、「なぜ痩せたいのか?」そう思った本当の理由、つまり、痩せることによって真に実現したいことを常に明確に意識している人は少ないでしょう。

また、スーパーなどで顧客が「惣菜を買う(What)」目的は、「調理を簡略化したいから(Why)」。ではもう一歩突っ込んで「何故調理を省きたいのか、手間を省くことで何を実現したいのか(Big-Why)?」まで考えている業者はほとんどいないのではないかと思います。

しかし、より本質的な問題解決や幅広い発想を得るのであれば、ここからもう一段、二段上へとさかのぼる思考が必要なのです。

「惣菜」の例では、さらに「なぜ調理を省きたいのか?」「手間を省くことで何を実現したいのか?」と、問いを重ねてみるわけです。実際にはさまざまな理由があるでしょう。

たとえば「キッチンを油で汚したくないから」「貴重な家族団欒(だんらん)で会話の時間を持ちたいから」「深夜に水回りや調理の騒音を防ぎたい」など。

Big-Whyをさかのぼり、こうした高次のニーズにまで踏み込めれば、惣菜屋さんやスーパーはいろいろな差別化の手が打てます。現に、夜遅くまで利用可能な広いイートインスペースを設置するスーパーが出始めているのも、こうしたところまで突き詰めたからこそと言えるでしょう。

職場でも使える5W1H

これは職場での日常の業務でも同じです。お客様から「◯◯が欲しい」(What)と言われたら、あるいは、上司から「◯◯という資料を作ってほしい」「◯◯について考えてほしい」(How)と「行為」を命じられたら、

何の疑いもなく盲目的にそれに従うのではなく、「なぜそれが欲しいのか」「それによって何を達成したいのか」「何のためにそれを考えるのか」(Why)、その目的(ゴール)の「状態(ありかた)」がビジュアル化できるくらい明確なイメージを持ちたいのです。

ただ、言われたことを、そのままやっている。それだけでは、革新的なアイデアは、浮かびません。何を(What)、どのように(How)の前に、なぜ(Why)を考える。さらに、その上にある「真の目的」(Big-Why)を追求する。

「上にさかのぼる」思考を身につけたいですね。

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