【コンサル養成】コンサルタントは代行業です!




コンサルタントの提供する価値は、クライアントの「時間短縮」 である。これは私の信念です。人生は時間で出来ている。その人生の構成要素をいかに効率よく使用し、求める結果をどれだけ早く手に入れるか?これが醍醐味ではないでしょうか?

人生は時間で出来ている

人生前半は印刷事業で財をなし、人生後半は自然科学の 研究と政治・社会活動と幅広い分野で活躍。活躍分野が多岐にわたるため現代のレオナルドダビンチと呼ばれた、下記は、ベンジャミン・フランクリンの言葉です。

人生を大切にしたいなら時間を無駄使いしてはいけない。人生は時間によってできているのだから。

なんとドル紙幣に肖像が描かれている人物です。 私はこの言葉に実は、コンサルタントが提供するべき価値が書かれていると思いました。

ベンジャミン

時間が人生において最も大事次な資産であり、この時間を節約・短縮するために、私たちコンサルタントがいるのではないかということです。

コンサルタントは代行業であり、知識を生み出すような存在では無い

例えば、解決しなければならない課題が、発見され、その課題を解決するために、1から勉強をはじめ、情報収集をし、そして解決策を見出し、その計画を実行する。

この一連の流れにかかる時間を、この課題について知識と経験を持っているコンサルタントに依頼することによって、短縮することができるのです。

これは、課題が見つかる前の段階から言えることです。問題発見のスピードも変わります。それはなぜでしょうか?

どうしても内部の人間だけで、もしくは本人だけで、課題を客観的にみつけるのは、非常に難しい。日常、自分たちの当たり前の中に潜む課題を冷静に導き出すというのは、本当に難しい作業になります。

他人の事はよくわかるけど、自分の事はよくわからない   

まさに、他人は冷静、自分の事は感情が邪魔するから。私たちコンサルタントは、いかに冷静に、クライアントの現状をありのまま分析し、課題を見つけることができるか、その腕にかかっていると言えます。

課題抽出スピードとスタッフへの影響力が価値

課題抽出するスピードから、解決するまでの時間が短縮されるということは、その間にかかる人件費や様々な運営経費が短縮されるということで、時間が短縮されるということは、お金も節約できるということにつながります。

またこの期間、内部のスタッフにも沢山の影響を与えることになります。外からの風がたまに吹かないと、内側の空気はこもっていくばかりです。

社内のコミュニケーションや、仕事に対する心構え、仕事の進め方など、いい影響を外部のコンサルタントは、常に与える意識を持っておかなければなりません。

クライアントにとっての一石二鳥とも、三鳥ともなるような価値とは?この事を私は、常に考えています。

情報は、時間を生み出すもっとも大切な資産

コンサルタントの提供価値は時間の短縮であると話をしましたが、そこで、お金と時間を節約するために、最も効果の高いものは、情報であると考えます。

何度もこのブログで話していますが、経営資源とは、よく、ヒト、モノ、カネ、情報と言われていますが、この「情報」つまり知っているか知らないかの差は、かなり大きいですね。

知らないがために損をした、知らないがために無駄な時間を使ってしまった。これさえ知っていれば、こんな目には合わなかったのに。これさえ知っていれば、こんなに人に迷惑をかけることはなかったのに・・・。

世の中には、知っていると知らないとでは大きく時間を無題にしたり、お金を損したりすることが存在します。 コンサルタントの仕事は、対象が企業であれ、個人であれどちらにしても、その時間と費用を短縮するための存在であると言えます。

さいごに

経営者の2つの仕事は、

  • 経営決断を下すこと
  • 結果に責任を取ること

コンサルタントの2つの仕事は、

  • 経営者が見えていない範囲の選択肢をより広げること(視野を広げる)
  • その選択肢の中から、クライアントが選択できる範囲の選択肢に論理的に絞ること

だと、考えています。我々コンサルタントは、経営者の代わりに選択肢を見つけることが仕事であり、優れた経営者は、コンサルタントを情報収集するためのツールであるという認識で利用します。

コンサルタントは、クライアントが時間が消費するであろう必要な情報を、代わりに仕入れて、さらにその情報にレビューを加えて提供する、クライアントの時間短縮のための情報インプット代行業であると、私の勝手な認識と信念です。

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