【ひとりごと】同じ問題が何度も起こる事の意味について




先日は、新幹線で静岡、焼津にお邪魔しました。知る人ぞ知る、「クロロフィル教室」全国大会で講師として呼んでいただきました。リピーター創出に繋がるお話しをさせていただきました。ちょうど乗った新幹線が12号車だったので、小心者の私は少し怖かったです。

動かされるのではなく、自分が動く

様々な講演で呼んでいただけるようになってから、10年くらいが経ちます。1時期は1日に2回講演を3日連続でこなしたりなど、年間で200回くらい回らせていただいていた時期もありますが、その頃の心境はまるで旅芸人(笑)だれかの双六のコマになったような気分でした。

朝起きたら、今自分がどこで寝ているのか分からない。今日はどこだっけ?どこに行くんだっけ?(笑)みたいな。

日本中、離島もときには海外も含めて、くまなく回らせていただき、現地の美味しいものをブログにアップしていたときは、グルメブログか!?とよく揶揄されたものです(今でもたまに言われますね)。

今は、大分落ち着いて、コンスタントに毎月3回〜5回ぐらいお話をさせていただいています。

講演テーマ

そもそも、講演テーマは、下記の著書を基本として、10年間(笑)。振り返っても、タイトルがよかったのでしょう!当時担当していただいた編集の滝さんには、感謝してもしきれません。

お金をかけずに繁盛店に変える本

とはいえ10年経てば、このテーマから付随して、たくさんの講演コンテンツを作成していくことができました。

最近、要望が多いのは、

  • リピーターの創出
  • 事業承継・経営者の意識変革
  • 事業紹介・小規模M&A
  • 事業計画の策定法
  • 集客のためのSNSの活用方法
  • ビジネスモデルの策定

などが中心になっています。

事業計画の大切さ

とくに、事業計画の策定を商工会などの指導員さんが、経営者と一緒になって作成を支援するというのが、大きなテーマになっていて、計画の重要性について、また作成の意義について話をさせていただくことが多くなりました。

事業でなくても、個人でも夢リスト、また夢に日付を入れるということは、ワタミ創業者の渡邊美喜社長もおっしゃられているように、豊かな人生を送る上で必須不可欠であります。

事業となれば、当然で、未来を創造する第一歩が未来を想像することにあります。

計画を作成するということが、経営者にとっての最大の仕事であると私は考えます。目の前のさまざまなトラブルやハードル、資金難から、組織の問題など死ぬほど課題が山積するなか、なかなか未来のことを考えると言うことは難しくなっていきざるを得ません。

因果の法則

それでも、最優先順位は、目の前のことを解決することではなく、未来を想像することにおいて行動しなければ、いつまで経っても目の前の課題は無くなりません。

繰り返し起こる問題を解決するためには、目に見えない、本質を見極める必要がある。対処療法ではなく、因果の法則を受け入れ、その問題が起こる原因が何かを見つけなければならない。− 富田英太 (笑)

いじめられっこは転校しても、いじめられるのは、環境が変わっても要因が変わらないからですね。

目の前を追い続ける限り、目の前の問題に追われつづけます。

資金繰りに翻弄している限り、資金繰りに翻弄されます。

簡単ではないのはわかりますが、この因果の法則から抜け出るためには、まず、目の前ではなく未来を見つめることから輪の脱出の意図を探してください。

思えば、起業したとき、とにかくワクワクが止まりませんでした、未来しかみていませんでした。ですが、少しずつ、現実と日常の波にやられていきます(笑)。

初心に戻り、ワクワクしながら未来の計画を立てる。鮮明に、カラーでその場面をイメージできるようになるまで、想像してみてください。

抜け出す出口が目の前に広がり出すはずです。

さいごに

計画をたてることの重要性については、論理だけでなく、想いのエネルギーが作用するということを話さざるをえません。

怪しく聞こえてしまうかもしれませんが、人間の想像力というのは、この世界を形作っていることは明らかですので、私も改めて、夢を描いていたワクワクの20代の頃に帰り、夢のリストアップをすすめていきたいと思います。

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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