経営者へのリスペクト。私は自分自身が経営者であり、経営を支援する立場として、クライアント企業の経営者を尊敬しています。クライアントだけでなく、今まで出会った全てに経営者を尊敬しています。自分の居慣れた環境から、脱出に挑戦し続けている、その事実を私はずっと忘れたくありません。
経営の困難に立ち向かう時
経営に困難や危機が訪れた時、経営者にとっては、食欲も無くなり不眠になり、精神がとても不安定になることがあります。問題が無い、悩みが無い経営者なんて一人もいないはずですね。
人生においても悩みがない人なんて絶対にいない。どうして、人生には問題が生じるのでしょうか?
人生であれば、幸せになりたいと考えたときに、その幸せの価値観は人それぞれですが、過去の自分の経験やつながりから精神的に脱却しないと結局、逆戻りになってしまうというのを何度も見てきました。
その問題は、どこかで聞いたことがあるように、きっと、自分自身が成長していくこと、もっと幸せになれるために目の前に現れるのかも知れません。
そこを乗り越えていくことで、器が大きくなるということなのかもしれません。
そして乗り越えられない壁はやったこないとも言います
これはきっと経営もまったく同じで困難が訪れた時、今までの考え方や、過去のつながりにとらわれてしまい、本当は乗り越えられる問題もあるけど、そこに目をそらして、現状を維持しようとしてしまう。
そうすると、経営では停滞は衰退と同じなので、結局、破綻寸前で取り返しのつかないところにまでなってしまう。
後悔は挑戦の証
安全だと思える地帯から抜け出さないことは、とても平穏なように見えて、いつもどこかでもっとできるかもしれない?もっと幸せな未来があるのかもしれない?って夢見るだけです。
いま経営に乗り出して、後悔をたくさんしている人がいると思います。でもやはりそれは、過去を乗り越えて、今に挑戦した結果、たくさんの問題が発生しているという事実のみですす。
挑戦しなければ、問題は起こらない。緩やかに衰退していく、年老いていく、人生をそのように過ごすこともひとつの幸福ではあると思います。
しかし経営においては、そうも言ってられません
挑戦して、過去へのとらえ方を変え、未来を変えるために挑戦している自分を責めずに褒めてあげてください。
経営者は本当に孤独です。だれからも、経営者のがんばりを褒めて認めてくれる人は少ないかもしれません。
私は、現状の業績がうまくいっていようが、いかなかろうが、経営者であるだけで、何かに挑戦している姿を、心の底から応援していきたいと思います。