私が、コンサルタントになって駆け出しの頃、巷に溢れる経営ノウハウ本を読み漁り、経営セミナーに沢山参加して、そこで得られるノウハウを自身のコンサルティングの現場で実施していました。でも戦略の意味を知らなかったがために大失敗の連続でした。
目に見えない所に目を凝らす
私が活動していた大阪という土地は、すぐに結果を求められる風土でして、お手伝いを開始してから、2~3ヶ月くらいで結果を出さないといけないというプレッシャーのがあります。
そんな中一時的に売上改善させるノウハウは沢山身についたのですが、どうしても長期視点に立つと、その改善した売上が、まさしく元の木阿弥になってしまうという経験を沢山しました。
何かが間違っている。
認めざるを得ない結果でした。
コンサルティング方法の見直し
そこで、今までお手伝いさせていただいた会社の業績の推移を分析しつつ、落ち着いてよく考えてみるとひとつの答えを導き出すことができました。
あなたも疑問に思った事があるかもしれません。ある地域で、似たようなお店。商圏も同じ、業態も同じ、扱っている商品・サービスも似通っている。それなのに片や、行列のできる繁盛店、片や閑古鳥が鳴く赤字店舗。
この差はいったい何なのでしょうか? 赤字店の店主は考えます。
繁盛店のやり方を盗んで、自店も繁盛店に変えることはできないのか?
と。色々試してみますが、成果はイマイチ。一時的に売上改善してもまた元に戻ってしまう。
方法を真似してもなかなか結果がでない理由
他にも、多く集客できるチラシの作り方や、販促ツールの作り方、営業トーク、店先の看板の作成ノウハウまで繁盛会社や繁盛店の集客ノウハウは、あまた世の中に溢れていますね。
しかしながら、そのノウハウを真似しても一切成果は現れない・・・これには、ある理由があることが分かりました。それは、
やり方には、それぞれやるべき順番がある
ということです。私が最初に行っていたノウハウ提供は、実は経営の順番で言うと、最後のほうに仕掛けるべきノウハウだったのです。
私は、この事に気づくまで、どうすれば、成功店舗の事例を他店に導入することができるか?必死に考えていました。
そのとおりに真似してみても、何故か、うまくいかない。その後、3年間の歳月の中で、その答えは、戦略と戦術の違いにあることが、はっきりとよく分かりました。(そこで初めての著書にその法則をまとめました)
「戦略とは優先順位であり、戦術は目に見えるが、戦略は目に見えない」
という、有名な言葉がありますが、まさにその通り、やっていることは、同じなのですが、実は、やっている順番が間違っていたのです。
さいごに
経営とは、当たり前のことを、いかに徹底してやるか?ということと、当たり前の事をどの順番でやるかがということを意識しなければなりません。
具体的な順番に関しては、以前、このバケツの穴理論の記事にも書きましたので参照してください。
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