【コンサル】「アルバイトは責任感がないね」の間違い




私の経験上はっきり言いますと、どんな場合でもアルバイトを軽視しているお店は、経営がうまくいっていません。そういう店舗は、勝手に、だんだんと行き詰っていきます。 アルバイトのことを、「責任感が無い」「言う事を聞かない」と言っている経営者はどこにでも見かけますね。

アルバイトがいちばん顧客目線に近い

アルバイトの文句を言う経営者は多いですが、しかしながら、アルバイトの責任感。・ヤル気を引き出すためには、どうすればいいか考えている経営者は滅多にいないと思いませんか?

アルバイトの雇用問題に関しては、アルバイト自身に問題があるのではなく、アルバイトを鼻から軽視してしまっている経営者の意識に問題がある場合がほとんどです。しかしながら、

お店で働いてくれているアルバイトスタッフが、お店の中で、もっとも消費者に近い考え方や視点を持っているのです。

さらに、多くのお店でアルバイトが、お客様と一番、直に接するポジションにいることも、アルバイトの意見を大切にしなければならない点です。

そのアルバイトが、実際お店の中で働いて感じる違和感や、疑問を、どんどん、経営者に伝えてくれるようにするためには、まず、その意見がとても大切なものだと、経営者自身が感じ、アルバイト自身を認めてあげる必要があります。

そういった意識が、お店の中で意見を活発にやりとりするための大事な土壌、お店のスタッフの良い風土・環境に繋がるのです。

向上心を引き出す

さらに、アルバイトに責任感を持ってもらうためには、意見を吸収し、お店の運営を改善するだけでなく、責任のあるポジションをしっかりと教育した後、任せていくことも大事な点です。

アルバイトだからと言って、リーダー職・要職を任せないのであれば、アルバイトにヤル気を出せと言っても出るわけがありませんね。

成長・向上したいという意欲、そこに火をつけることによってヤル気は生まれます。 大きな期待をしっかりとアルバイトスタッフに伝える事によって、必ずその期待に答え、成長しようとする意欲と責任感が芽生えてくるのです。

さいごに

ただし、くれぐれも、何も教えずにまかせっきりとか、アルバイトに命令したりするのだけは辞めてください。

ヤル気は失われ、責任は放棄されてしまいます。 経営者は、他人のせいにせず。アルバイトスタッフが、責任感をもって、向上心を持って働いてもらえる、そんなお店の仕組み、風土を作ることが大事な仕事のひとつです。

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