よく冗談で「コンサルタントと聞くとよく詐欺師扱いされる」って笑いながら話すのですが、内心は、結果や成果がでなければ、当然、口だけでお金をもらうので、詐欺師と一緒だよねって思っています。私達は何が何でも成果を創出しなければなりません。
目標と手段の優先順位を間違える
昔、私は、
売上さえあがれば文句はないだろう!
ってそんな不遜な考えでコンサルティング活動を行ってきました。
当時クライアントだった女性の美容室経営者からある日電話がかかってきました。一方的に、
私はこんなことのために経営をしているわけではないの・・・
ということで、コンサルティング契約を切られてしまいました。
スタッフに事情を聞いてみると、お店の売上はあがったけど、私が指示した、激務によりスタッフはもう体力的に精神的にもボロボロで限界。全員でその経営者に、辞めることを伝えたそうです。
びっくり!もうやめたい・・・
私は、コンサルティングは売上という成果を残すことがすべてだと考えていたので、ぜんぜん意味がわかりませんでしたが、その時、はっと思ったのです。
コンサルタントの仕事は、経営者の目的を達成するお手伝いであり、経営者の目的は人それぞれで、その目的を達成するための手段が売上げをあげることであり利益を創出することです。
優先順位を間違えてしまった私は、経営者の目的よりも手段を優先してしまったのです。
文章に書くと簡単に聞こえますが、結構な衝撃と落ち込み加減が半端無く、本当にコンサルタントなんてやめようと思いました。
結果がすべてではなく、目的達成がすべて。
現在韓国のクライアントの支援を行っていますが、目的は、社員教育です。手段は、クライアント社員にコンサルティングを目の前で見て貰うことによって、FC加盟店の支援力の底上げを行うこと。
さらにその先には、もっとこのFCに加盟したいというフランチャイジーを増やして行くことにあります。
クライアントの創業者が、私を日本から呼ぶ目的はここにあります。
私は、社員教育を目的としながら、手段は、目の前の加盟店の売上を改善するところを見せることです。
ということで、いろいろと支援してからの数字分析の作業を夜中しています。
今回は、たくさんの店舗が、昨年対比150%アップを達成していて、少しほっとしています。
もちろん、停滞している店舗もありますが、私の担当店舗の中で売上げが昨年より下がっている店舗はありません。
いまの韓国経済状況下では、本当にがんばってくれていて感謝しかありません。コンサルタントとしてのひとつのアイデンティティが確保され、少なくても詐欺師とは呼ばれないですみます(笑)
さいごに
結果、数値がすべてではなく、この結果はクライアント、加盟店が頑張ってくれたから実現されたわけで、でもこの事実をもとに、クライアント経営者の目的を叶えるための手段を分析し尽くして、またその計画を遂行し、目標を達成し、また目的にアプローチする。
それが私の生きる道です笑。いや、コンサルタントとしてあるべき姿だと思っています。海を渡って(お隣ですが)いろいろリスクもありますが、成果が出てよかった!
ということで、今日は、自分で自分を認めて褒めながら(誰も褒めてくれないので笑)眠りにつきたいと思います。
さいごのさいごに
ちなみに、明日から、またおもしろいコンサルタント向け、もしくはこれからコンサルタントを目指す人むけに、サービスを提供します。
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