【ひとりごと】ポリシー=情熱

ポリシー=情熱




自分の本の原稿を読み替えすと、いつも自分ではない誰かに、叱られている感覚になります。今回は自分のわがままを通すということが本のテーマなのですが、沢山のわがまま(良い意味で)経営を貫いている経営者のお話をお伺いしてつくづく自分自身を見返す日々です。

やりたいこと、やりたくないこと

ひとりごとは、今日も徒然なるままに。。、

きれい事ではなく、仕事をしなければお金が入らない。お金のために仕事をしなければならない。なぜなら生きていくために。

ってこと本音で言うと沢山ありますよね。

本当は目的とあるべき姿、ありたい姿のために生きていると言いたいのですが、本当の本音は、お金のために。

でも残念ながら、そういうモードに入ると決まって暗闇を抜け出す出口はどんどん小さくなっていきます。っていうか見えなくなる。

結論、目の前を利益を追いかけると、自分の前の広がる世界への道を自分で閉じていくことになります。

離陸のためのエネルギーは瞬発力

最初はもちろん、負のエネルギーを味方にすることも大事です。目の前を追いかけて、何がなんでも離陸する。飛行機もやはり空に飛び立つときにはそれなりのエネルギー(瞬発力が)必要です。

でもいつか、そのなにくそ絶対に負けるもんか!のエネルギーを昇華しなければなりません。

自分もいつかそんな日がやってきていることに気付きます。何の為に、何をやるのか?ひたすら考える日々です。

瞬発力から継続力へ

それだけ考えるから、それだけ求めるから、いつか必ずヒントに出会います。そのヒントは、先人です。

同じように悩み苦しみ、そしてそこから抜け出して、新たな景色を見るに至る先人に話を聴き、ヒントを貰います。

私の場合、最近師匠に言われて一番、気に掛かった言葉が、

ポリシー

です。

私は、やりたいことを明確にする事と同じように、やりたくないことを明確にする(=ポリシー)べきだと普段、お伝えしています。

ポリシー

私自身は、このやりたくないこと「ポリシー」と実現したいこと「理念」を両方光と影のように持たなければならないと考えています。

そこで、ひとつの落とし穴としては、人にとっての正義とは、他人にとっての悪かもしれません。他人の評価を気にするばかり、自分の中の正義を悪と捉え、自らを偽らなければならない日々を過ごすことになります。

ジョンレノンは言いました。

人の評価を気にするばかり、自分の好きな事をやることなく、人生を終わらせていく人が沢山居る

シンプルな言葉ですね。

人の評価で自分を偽ることってありますよね

私は、あんなに夢焦がれていた本を出版させていただく著者になり、いつしか著者になる理由よりも、

  • 著者になってどれくらい部数が売れるか?
  • どれくらい増版を繰り替えることができるか?

に意識が移ってしまっていました。

私が著者になりたかった理由は、少しでも多くの人に影響の輪を広げたかった。私のやりたかったことは、

経営者の意識がかわることによって、その会社で働いているスタッフが幸せになり、そのスタッフの家庭が幸せに包まれること。

そこにフォーカスを集中するために、少しでも多くの影響力のある経営者にきっかけづくりをしたかった。そのためのひとつの手段が、本の出版でした。

何度も初心に戻ることをお伝えしているのに、私は怖くて、本当の初心に戻ることができなかったと、師匠の言葉を聞いて思いました(それにしても師匠がいることはとてもありがたいと思います)。

原点回帰(もう口癖です 笑)

さて、気付いてしまったからには仕方無い、やるしかないですね。本音を言えば、こんなことに気付くのに、こんなに時間がかかってしまった自分を悔いますが、やはり、そういうことなんでしょう。

  • 人生で起こることはすべて、良きことか、良きことのために起こる。
  • 人間万事塞翁が馬。

やりたかったことにもう一度胸を馳せて、同時にやりたくないことを明確にしていきたいと思います。

明確にするのではなく、それは、誰よりも大切な自分自身との約束です。起業当初、やりたいこと100個、やりたくないこと100個書き出しました。

9年経った今、ほとんど叶えているのに、まだまだ満たされない自分自身の本当の想いに、もう一度素直に、正直になりたいと思います。

沢山の先人達がそうしたように

私の原点は、やはり自分の家庭にあります。お世辞にもそんなに幸せとは言えないですが、不幸でもなかった。

ただ、母が病気、父という存在はどこか遠く、生きているのに、会えない。何か欠落していることを敏感に感じていた自分は、他人の家族の笑顔がうらやましかった。

家族を守るために、早く大人になろう!って思っていた私は、他人のことを、うらやましいと言えるようになったのは、本当に最近になってからだけど、実際、私は、うらやましく思ったんですね。

でも、そんな家庭でもなにより、私の事を大切にしてもらえていたことに、心から気付いた時、ようやく、自分以外の人に目を向けることができました。

自分にも何かできることはないだろうか?

それがすべてです。自分自身を内観してみて気付くのは、満たされるはずのコップが満たされていないこと、そのコップを満たすのは自分自身だと覚悟すること。

私の最大のポリシーは、「他責にしないこと」です。

自分の原点にもう一度回帰することで、すべては、自責。目の前ではなく、利益ではなく、何かのためにできることがないか?って考えるそのきっかけをもらうことができます。

仕事はパッション!

深夜にブログを書くとろくな文章になりませんが(笑)頭に残るのは、稲森和夫氏がおっしゃった、仕事に必要なものは、情熱

この情熱を持つためには、どうしても、自分の着火地点(原点)を知ることが必要だと思っています。

情熱という炎の着火点は、ありたい姿とありたくない姿に、自分に、忠実に生きること。自然にどうしても実現したい目的と目標を見つけ、そこに情熱が宿ります。

結論!

ポリシーをもつことは、情熱を身につけること。

さいごに

よし!(かなりむちゃな結論ですが・・・)今日も良い気づきがありました。明日から、また新しい一日が始まります。今日も【ひとりごと】を読んでいただき、ありがとうございました。

これからも共に悩み苦しみながら、あるべき姿を目指していきましょう。

真実でいることができない自分に涙するその涙に真実がある。

私も、たどり着くことができないゴールを、追いかけつづける覚悟を持って、明日をまた迎えたいと思います

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