【ひとりごと】失敗から学ぶしかない




高校を卒業し、受験に失敗してシステムエンジニアの仕事につきました。それから、現在に至るまでの18年間社会人生活の中で独立経験が計5回、倒産経験2回、これが、私の経歴です。

いつでもターニングポイントは「失敗」から

現在5回目のチャレンジがなんとかうまくいき、今のコンサルティング会社を経営していますが、大きな失敗を繰り替えしてきました。

多くの失敗の中でも、二つ自分の人生のターニングポイントになった失敗がありました。ひとつめは、26歳の時、起業して1年目に怒りました。働いてくれていたスタッフ全員から、

・・・・・・・・・社長クビ!

クビ宣告を、社員から受けたことがあります。今思うと、笑える話ですが、つまりは、マネジメントの失敗です。

マネジメントの失敗

経営においてマネジメントというのは、非常に重要なファクターであるのは言うまでもないのですが、私は、当時、超の付くほどのワンマン経営でした。売上自体は、それなりに良かったのですが、働いているスタッフにとっては、仕事は楽しいけど、経営者が問題だ!ということだったのでしょう。

私にとっては、晴天の霹靂。ビジネスモデルの事ばかり考えていて、一緒に働く人間の気持ちを考えなかった報いでした。その場で、会社の解散を決めました。

営業が全くできなかった・・・

ふたつのめの失敗は、その後、すぐに、実家の家業を継いだ事でした。男勝りの祖母が30年以上続く運送会社を経営していたのですが、祖母が他界したのち、私の家には、男手が私しかいなかったので、仕方なく継ぐことになりました。

しかしながら、運送会社の仕事をした事がない私は、運転もめちゃめちゃ、高速道路で何度も、荷物を落とし、その当時は、もしかしたらこのブログを読んで頂いているあなたにも、ご迷惑をおかけしたかもしれません。

そして最大の失敗は何か?というと、運送会社では、どのように仕事を増やすのか?つまり営業をどういう風にしたらいいのか?が全く分からなかったのです。

祖母は、数十年ずっと営業をした事がありませんでした。祖母の顔だけで仕事を回していたのです。この運送会社は、私が継いだあと、半年と持ちませんでした。

私は、私の事をよく可愛がってくれた祖母の会社を潰し、同じく子供の頃から可愛がってくれていた、運転手の皆さんの仕事を奪ってしまいました。

ふたつの失敗が象徴していること

私は、この二つの失敗により、経営者という道は断念しようと思いました。ただ、経営というものについて勉強したいと強く感じ、今の経営コンサルタントという職に就くことになりました。

ビジネスモデルをしっかりと作る事。
マネジメントをしっかり勉強し実践する事。

その後、私と同じように、この二つの経営の核となるポイントを押さえずに起業し、失敗してきた人たちを沢山みてきました。そしてその失敗をバネに成功してきた人たちも沢山見てきました。

これからも私は失敗から多くを学び、私と同じように、様々な失敗の中で立ちあがっていく起業家、経営者の夢の実現のお手伝いしていきたいと思っています。

今日の(自分に言い聞かす)ひとりごと

立ち止まったらそこで終了。まだ先は長い、いまこの瞬間からまだまだ逆転できる。今はきついかもしれないが、遠くない未来に今の瞬間に感謝する日が必ずくる。失敗を恐れず、リスクを恐れず、前のめりで行こう!

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