【コンサル養成】コンサルタントの目標








今日から契約のために2日間、韓国に来ています。1ヶ月半ぶりですが、やはり食べ物が美味しすぎる。なんだか、昨日に引き続き、格言や有名な成功法則があたまの中をぐるぐるしてるので、昨日言い忘れたことと、有名なパイプラインの話をして、自分の頭を整理したいと思いいます。

 自分自身の知恵と経験でオリジナルのノウハウを生みだす

私は、たまたま店舗経営を主とした事業者様に、コンサルティングサービスを提供していますが、コンサルタントになる方は、これから、本当に様々な業界で、課題解決をアドバイスする立場として、それを自分の価値として対価をもらわなければならない状況になります。

そのためには、常に、たくさんの情報をインプットし、且つ、あなた自身でその情報を整理・分析して、あなたの考え方で、アウトプットする必要があります。

常識を疑う

私の場合は、まず常識を疑う事から始めました。開業のための教科書のような本をたくさん読み、

これって本当にこうなのかな?

当たり前と言われていることでも、本当に成功しているところは、実は、当たり前のことをやっていないのではないか?

これでうまくいくのなら、全員うまくいくはずなのに・・・。など様々な情報を疑いの目で考えていきました。

そんな疑問の嵐の中で、様々な現場での経験を経て、自分自身の考え方が生まれてきます。私は、情報をインプットしたとき、この3つの要点をいつも心の中で見直しています。

  • この情報を数値化するとどうなるか?
  • この情報を公式にすることはできないか?
  • この情報を小学生でもわかるように説明するにはどうしたらいいのか?

様々な情報を集め、そこから自分自身の考え方のフィルターを通して、自身のオリジナルへと昇華していきます。

定量化

この3つの要点は、すべて、伝えること、アウトプットを目的としています。たとえば、 数値に置き換えるという行為は、「定量化」と呼ばれています。人に伝えるときには、必ず、だれでも同じ価値基準で話をしないと伝わりません。

ただ単にがんばれ!と言っても、どれくらい頑張ったらいいのか、どのようにして頑張ったらいいのか、わからなければ頑張りようがありません。

売上100万円を達成するために、紹介客を20名集める。そのために、このような紹介カードを1000名に配るぞ!

という風に(ちょっと極端ですが)定量化(数値化)することによって、指示が明確になります。

定量化されていない情報をいかに数値化して伝えるか?

ここが腕の見せ所ですね。

公式をつくる

2番目の公式をつくるということも、他人に分かりやすく伝えるために、必要な能力です。

公式化するということは、体系化するのと同じで、頭のなかで、グルグル回っている思考を体系化することによって、結論付けます。

論理的に伝えて、クライアントの頭をきれいに整理してあげることも、コンサルタントの仕事ですね。

伝わるように伝える

最後の要点は、説明するまでもありません。業界にどっぷりはまっていると、ついつい、横文字や、専門用語を使いがちになってしまいます。

しかしながら、どれだけかっこいい言葉を使っていても、相手にその意味が伝わらなければ、価値0と言っても過言ではありませんね。

できるだけ分かりやすい言葉を選んで、そして、たとえ話もうまく交えながら伝えるという力を身につけていきましょう。

労働集約型コンサルタントから次のステージへ

コンサルタントとして独立して間もなくは、おそらく、セミナーや相談業務、執筆活動が中心となると思います。

セミナーや相談業務は言うまでもありませんが、執筆活動なども、よほど本が売れない限り、また売れ続けない限り、印税も不労所得とは言えないと、私の経験上、そう思います。

要するに、最初は、自分の時間を切り売りし、いかに自分の時間単価をあげていくかが、コンサルタントとして自立していくための最初の目標となるでしょう。

しかしながら、いつまでも時間対価で仕事をしていけるわけではありません。こういう話をするときは、いつもパイプラインの話を持ち出します。

釣りに引き続き、水路の話

村が水不足で、遠くから水を運んでこないと生活できない。そこで力持ちの村人は、毎日人1倍の水を運んできて村人に貢献していました。しかしながら、歳をとり、体力が低下する中で、徐々に運べる水もわずかとなり、ついには、動けなくなってしまいます。

もう一人の村人は、ある日突然と村から姿を消しました。その村人は、せっせと遠くの川から、水路をつくっていました。月日がたち、水路が村までひかれると、自動的に、水が村に流れ込むこととなり、その村人の功績で、永遠に村に水を提供することに成功したのです。

 目指すべきもkひょう

この話を、私はいつも思い出します。もうひとつの言い方では、インフラビジネスモデル、もしくは、ストック型ビジネスとも言いますね。最初は、大変苦労しますが、一度モデルをつくりきれば、ほぼ自動的に収入が入り、クライアントもコンサルタント自身もWINWINになれる。

そんなモデルを構築することが、コンサルタントにとっての最大の目標となることでしょう

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