お店のブログ活用法




今回は、「ホームページ(HP)」と「ブログ」のを利用した効果的な経営上の活用方法についてお伝えしていきたいと思います。まず、「ブログ」の定義から。IT用語辞典によると、「個人運営で日々更新される日記的なWebサイトの総称」という事です。

おそらく、皆様の頭には、「?」が頭マークに浮かびますね。実際、ブログが流行している理由の一つとして、「ホームページが誰でも簡単に作れる」(=コンテンツ自動作成機能)ことがあげられます。あまりブログの意味を知らなくても、自然にユーザーが利用できるほど、ほとんどホームページの知識や技術がない人でも、ボタンをクリックするだけで、簡単に「ブログ」をつくることができます。極端な話、メールの送受信しかできない方でも、簡単に自分でホームページ(ブログ)を作成することが可能なのです。

本格的なホームページの作成となると、様々な問題も発生します。「初期のホームページ作成に多額の費用がかかる」「コンテンツの更新にも多額の費用がかかる」「更新することに多くの時間を費やし、更新することが目的になってしまうため、結果的に作成したホームページが集客に役に立っていない」など、感想を聞いたこともあります。

ここで、大きな費用対効果を発揮するのが「ブログ」サービスです。このブログサービスを上手く活用することによって、お金をかけずに集客につなげることが可能です。
ブログの特長は、まず、コンテンツの更新が非常に簡単だということです。ホームページ作成ソフトの操作を覚える必要もなければ、難しい知識もいりません。キーボードで文字入力さえできれば、簡単にコンテンツの更新が行えるのです。そのため、忙しい経営者の方であっても、コンテンツ更新にそれほど多くの時間をとられることはありません。

また、ブログは基本的に無料で作成できるので、従来型のホームページのように、多額の作成費用や更新費用が発生することもありません。
文字だけでなく、写真や画像等も掲載できるため、例えば、タイムリーなお店の画像や、スタッフの日記、また、商品の写真などを紹介することができます。

ですが、これだけブログが流行している中、自分のブログを見に来てもらうのは、とても大変なことです。ですので、ブログを見に来てもらうために、いくつかの工夫(仕掛け)が必要になってきます。ブログの特性として、検索サイト対策(SEO)がやりやすいと言われています。検索サイト対策(SEO)とはGoogleやYahoo、と言った検索エンジンにおいて、ホームページの内容に関連するキーワードで検索をかけた際に自社のWEBサイトが上位に表示されるようホームページを改善することです。

自店にとっての顧客をWEBサイトに誘導するためには、主要検索サイト(GoogleやYahoo)で商品や地域(エリア)、また業態やサービスに関連するキーワードで検索された際の検索結果画面に自社のブログが表示されるように工夫をするがあります。
そのためにもブログの「タイトル」は非常に大事になってきます。例えば、私のブログの場合「経営セラピスト」と入力して検索していただくと、検索結果の一番上に、私のブログが表示されます。最近CM等でも「詳しくはWebで」みたいな表記が多いですが、要はあの通り、
そのキーワードで検索すれば、一番上に掲載されるブログを作成することを目的として、タイトルを決めたほうがいいと思います。

お店のブログであれば、一番良いのなのは、「エリア」と「業態名」で検索TOPに出てくること。例えば、顧客がパン屋さんを近くで探したいと思ったときに、近所のエリア(例えば、恵比寿)でパン屋と検索エンジンに入力すると思います。ここで検索TOPにあなたのお店のブログが表示されれば、必ずあなたブログを見てくれるでしょう。

来店してくれるかどうかは、もう少し他の工夫が必要ではありますが、商圏内の競合店に対して差別化を図ることが可能がSEOによって可能になります。
これらのユーザーは自らパン屋さんを探している顧客なので、検索サイト経由でユーザーをサイトに誘導することは、やみくもにチラシを配ったり、DMを送付するより、効果的であると言えます。Yahoo! JAPAN の調査によると、インターネットユーザーの約8割が、自分が見たいWEBサイトを「検索サイト」によって探しているそうです。

さらにブログは、ページが多いほうが、検索ページの上位に表示されやすいとういう風にいわれています。毎日毎日、スタッフで交代しながら、ブログを書き溜めていってください。毎日更新されることによって、お店のお客様が、そのブログページを楽しみに見に来てくれます。そうやって何度も顧客の目に触れることによって、顧客の記憶に定着されることができます。その結果、顧客に忘れられないお店=繁盛店へとつながります。是非一度チャレンジされることをお勧めします。

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