【ひとりごと】前を向く勇気とその環境の作り方




先日は、長野県松本市に行って参りました。 私と同世代の経営者の勉強会で朝8時50分から開始ということで、前乗りし久しぶりの松本で山賊焼きを食べてきました。どの町に行っても鶏料理は裏切らない(笑)。美味しかったです。

無理矢理でも前を向くための未来質問

これは、いつもセミナーの最後にお話することなのですが、 ポジティブシンキングよりも、未来系の質問が大事です。

もともとネガティブな人に、ポジティブになれ!という事ほど、残酷な事は無いと思います。

それは、超ネガティブシンキングな、私が実証済み。

ポジティブにならなければならないと、思えば思うほど、心はどんどんネガティブに。

経営者という責任ある立場では、むしろ、物事の最悪の状態も想定しながら、経営決断をしていかなければなりません。

では、前向きな行動をとるためには、どうすればいいか?

それは、思考パターンを変えること。 しかし、この思考パターンを無理に変えることは、 人間の意識上、性格の問題もあり難しいのです。

もともと、経営者は、8割、戦略を考えることに、仕事量をさかなければならないのですが、 思考するという行為は、あるきっかけが無いと始まりません。

それは、質問されるということです。

質問されて始めて、人は答えを探すために考えます。

人は答えを出すために、考え、ヒントとなる情報を集めます。

これは、意識するという言葉にも置き換えられますが、ともかく、意識しないと世の中の無数の情報の中から、自分に必要な情報を読み取ることができません。

質問に答えるために。

これを意識するのがコツですね。

思考は、質問から。行動は、思考から。行動は習慣へ。 人から質問されるだけでなく、 自分で自分自身に質問するということでも、思考は開始されます。

過去質問と未来質問

質問でまず、知っておかなければならないことは、 質問には、過去質問と、未来質問があるという事です。

よく自問自答するときに、「なぜ?」という 質問をする人がいますが、これは、過去質問の代表です。

  • なぜ?お客様がこないのだろうか?
  • なぜ?お金が残らないのだろうか?
  • なぜ?従業員はイキイキと働かないのだろうか?
  • なぜ?うまくいかないのだろうか?

これらは、過去の、原因を追求する質問で、 他人がこの質問をしてくる分には、考えるいいきっかけになりますが、なぜ?を自問自答しすぎると、自問自答が自暴自棄になってしまいます(笑)。

そこで、なぜ?という質問をすべて、「どうすれば?」に変えて、自問自答してみましょう。

どうすれば、うまくいくだろうか?

これは、未来質問の代表になります。

自分に、どうすれば?と質問し続ける限り、自動的に後ろ向きになることが許されません。

自分の子供に、なぜ勉強ができないのか? 聞いても埒はあきません。どうすれば勉強ができるようになるのか? 一緒に考えることが建設的と言えるでしょう。

なぜ?ではなく、どうすればよいのか?

ネガティブでもポジティブでもいいですが、質問の内容から思考を前向きにしていく、 これは、コーチングのテクニックですね。

過去ばかり追求しても意味がなく、未来をどう切り開くか?

震災などの天災に遭われた土地にお邪魔すると皆さんから教えて貰うのは前を向く勇気です。

共に、それぞれの場所で出来ることを 確実に実現していきたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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