本日は、地元大阪です。久しぶりに母校である都島中学校の前を通ったら、なんと軟式テニス部近畿大会出場の文字。すげー、実は私も、「軟式テニス部」で、中学一年の時だけ所属していたのですが、超弱小でした。あれから、24年(笑)強くなるもんですね。
食事しながら経営話は最高!
今日は、大阪の町で楽しく仕事をさせていただき、夜は、いつものお店で、もうかれこれ6年以上、毎月ご飯に行っている経営者・専門家先生の皆さんと楽しい話に花が咲きました。
櫓仁さん、いつも美味しくいただいております。ありがとう!
経営者が経営者の仕事をしていない
ふと美味しいご飯をいただきながら、「経営者の仕事」という話になりました。新しい事業の戦略や、人材育成、採用戦略の話をしているうちに、ふと思ったからです。
今、ほとんどの経営者と呼ばれている人は、こういった経営者の仕事ができていないのではないか?
いま私に相談していただける経営者の方は、なんらかの問題を抱えている方がほとんどです。なかなか利益があがらずに苦しんでいるのですが、そういう経営者の方は、本当に真面目で、よく働きます。
誰よりも早くお店に行って、掃除して、シャッターを開けて、陳列して、接客して、レジを打って、お店を掃除して、寝る前に記帳してねる。
そんな毎日が、ヘタすると数十年続きますね。今経営者が悔しいこと、それは、
こんなに頑張ってるのに、なぜお客様が来てくれないんだろう・・・
こんなに頑張ってるのにというのが、実は一番の落とし穴です。現場で働くことはとても大事なことですが、経営者は、経営者にしかできないことをやらなければなりません。
努力している自分に酔ってしまう
考えることは、とてもストレスフルな行為です。体を動かすとストレス発散になりますし、現場で働くと、仕事をした気になれます。
努力している自分に、酔ってしまうのではなく、経営者は、考えることが仕事、かならず戦略や計画をたてる時間をしっかり取りましょう。
お父さんとお母さんでやっている小さなお店ほど、夫婦一緒に、ぜひ未来の計画を考えてみる時間をとってほしいのです。
さいごに
一所懸命、とにかく現場で必死に働く期間が必要です。ここを必死に乗り越えたら、今度は、自分自身が経営者としての仕事に軸足を移していきます。
中途半端が一番いけませんね、現場、死ぬ気でやったら、ちゃんと現場から離れて経営者になりたいものです。
そして、その戦略を考える時間が、少しずつ少しずつ、経営に作用していき、いつか、良い意味で、ドン!とレベルが変わるときが来ます。
この経営者としての本当の努力が長い目で見たときに(もしかすると24年後に)花開くのかもしれませんね。都島中学校万歳!