今日は、12年前一緒にはじめての会社を立ち上げた友人と10年ぶりくらいに飲みに行きました。東京新マルビルの7階の屋外の端っこで、ワイン飲みながらの本当にいろんな話をしました。(毎日読むのが大変という意見を頂きましたので、今日は少し短めな記事にしてみました)
0.1ミリでも成長したい
10年ぶりの悪だくみ。秘密の話もたくさん、お互いのこの10年の生き方、何を考えどんな事にトライし、何に成功して、何に失敗したのか?どんな価値観が醸成されたのか?
会ったら泣いてしまうだろうなと思っていましたが、本当に嬉しくて涙がでてきました。
会社を経営するということは、なかなか大変なことであるとは思うのですが、一種、一度やったらやめれない魅力があります。
よくある起業失敗ストーリー
社長業というのは中毒性がありますね。 24才の時独立した時は、とにかく規模を大きくしたい、金を儲けたい、従業員をいっぱい雇いたいという思いがいっぱいでした。
でもマネジメントの「マ」の字も知らず独立し、ドラッカーなど知るよしもなく、すぐに社長失格の烙印、会社は空中分解という手痛い失敗でした。
が、当時を振り返れば当たり前ですね。片意地を張り、しょうもない価値観と、グラグラの信念では、誰も着いていこうなどと思ってはくれませんし、私が当時の仲間であれば,同じように社長失格の烙印を押したことでしょう。
でもそれからも結局社長業はやめることができていません。 あれから約10年。少しはマシな経営者になったかと言えば、まったくダメ。
でもこれからも社長業とコンサルタント道を歩みながら、0.1ミリずつでも成長していきたいと思っています。
お金ではなく面白いか?面白くないか?
再会した友人は、経営者として素晴らしい才能があると私は客観的には見てます。従業員の事も本当に大切に思っているし、それでもいろんな人間関係のトラブルは起こってしまいます。
本当に難しいですよね「マネジメント」って。
友人も私も30代中盤にさしかかり、仕事人としては、猛烈にパワーを発揮できる年齢だと思います。
しかしながら、良い感じで二人とも一段落し、新たにまた新しい世界に挑戦していこうという時に、シンクロニシティですかね、再会したんですね。
成功の尺度は人それぞれですが、「金儲け」を目的にするほどしょうもないことはないと友人は断言していました。
手段としての「金」はもちろん必要ですが、自分にとって何が一番「面白い」か? 私は、
知りたい、知り尽くしたい、もっと知りたい!
という知欲がとてもあって、そのためには、常に新しい、未知の領域に挑戦してサバイバルしているときに、ワクワクと生きている実感を感じます。
目的と手段
自分にとっての成功は、挑戦し続ける自分であり続けるということだと思います。なので、やはりこれはエンドレスで、これでいいという満足感は常に感じることはできないと思いますが、挑戦しつづける限り、ワクワク感も消えることはありません。
そして、その挑戦するときの私の武器は、「人に伝える」能力です。この能力にもどんどん磨きをかけなければなりません、
7つの習慣の7つめ、刃を磨く。来期は、もう一度自分の能力を研ぎ直す時期だと捉えています。
ドラゴンボールの精神と時の部屋みたいな場所があればいいのだけど、せめて、少し今の活動圏内を変えて思考(仮説立案から調査し検証していく作業)していきたいと思います。
さいごにお礼
新しい領域で、新しい組織で、新しい働き方、その上で自己満足感を満たし、顧客の役に立てる事業モデル。楽しみですね。
幹ちゃん、昨日はありがとうね!これからまたぜひ、頻繁に交流してきましょう!