【研修紹介】ビッグゲーム




コンサルタントとして、独立してからの3年間は、人は自分の事を客観的に見ることができないことを、痛感してましたので、会社にコンサルタントと、私個人にはコーチをつけさせて貰って、月2回くらいのペースで面談をお願いしていました。目的は3つありました。

コンサルがコンサルを雇う3つの理由

ひとつめは、もちろん客観的観点から、自社の経営を起業してからどう軌道に乗せるのか戦略をしっかり考えるいうこと。

ふたつめは、自分の意思決定の遅さも自覚していたので、その決定スピードを早くし、PDCAをより早く回すためです。PDCAサイクルが早く回れば、経営が軌道に乗るのも早くなります。

みっつめは、コンサルタントを雇うクライアントの気持ちをよく知りたかったからです。自分がクライアントの場合、費用をお支払いして、

  • 何をコンサルタントやコーチに求めているのか?
  • どんな時に、付き合いを止めたいと思うのか?(笑)
  • どんなときに心からありがたいと感じるのか?

そこを実体験するためです。

成長のライフサイクル

結果、3年間、経営が軌道に乗るまで、思っていたより結構な時間がかかってしまったように思いますが、私にとっては、これが最短だったのだと思います。この3年間でできた、多くの調査事例、アンケート、失敗ネタが、今の私をずっと支えてくれています。

そして、もうすぐコンサル企業10周年を迎える段階で改めて、自分の思い込みに疑問を感じるようになりました。成長には、段階があり、過去の成功事例がうまく機能しない段階が必ずやってきます。

商品や事業にライフサイクルがあるように、成長にもライフサイクルがあります。とくに製品ライフサイクルとは?こんな感じです。

導入期から、成長期、成熟期に入り、そして衰退期に入ります。永遠と流行続ける製品はこの世に存在しないという考え方です。

とくに成長期のど真ん中あたりから、徐々に成熟期から衰退期に入るときに、どうすれば、もう一度そこに新たな波を起こせるかを考え準備しておかなければなりません。

パラダイムを変えるのが難しい理由

私も、そろそろ、次の段階にシフトしいかないといけないことは、頭では自覚しているのですが、人間のパラダイム(自分で決めている思考の枠組み)とは協力なもので、なかなか自分自身でそのパラダイムに気付くことすら難しいのに、その自分の思い込みを外すなんてことは、自分自身ではとてもじゃないけど難しいわけです。

人は、欲求の根源に生存欲求というものがあり、それを根源として、人は、変わりたくない、変化したくないという無意識の願いがあります。

自分たちが生き残るためには、出来るだけリスクをとらず、今の安全な状態のまま、そこにいたいという願いです。いわゆる防衛本能で、文字通りこれは本能です。

パラダイムを無理にかえると「木」が「鉄」になるかも

いきなり自分のパラダイムを壊そうとか、一気に変わらなければならないとか、そういうふうな、これもまた1つの思い込みかもしれないのですが、これをやると大きな反動が起こりますす。たとえば、

「自分は頭が悪い」

という思い込みを子供の頃からずっと持っていた人が居たとします。

何が何でも合格しないといけない、そのために、他の趣味や遊びを全て捨てて、一定期間ずっと勉強したとします。

そして一所懸命努力したのですが、、結局試験に落ちたとします。そうすると人は、自分の中の思い込みの1つであった「自分は頭が やっぱり 悪い」に加え「努力は報われない」というあらたなパラダイムを自分の中に構築してしまうかもしれません。

パラダイムの枠組みを無理に外そうとすると、反動がきて、木の枠組みが、鉄の枠組みに変わってしまうなんて事も多々起こり得ます。

上手なパラダイムの外し方

コツはですね、この合い言葉を覚えておいてください。

・・・できるかもしれない

もしかしたら、もしかすると、俺でもあの資格、勉強すれば取れるかもしれないな〜。いままですごく勉強がきらいだったけど、もしかするとちょっと面白いかもしれないな。あの人のようにはとてもなれないっておもっていたけども、もしかしたら自分にもできるかもしれない

一気にパラダイムを外そうとするのではなく、例えば知恵の輪を解くときのようになんどもなんども少しずつこねくりまわしていけば、いつかなんで外れたのかわかないけど、「カチン!」と外れるときがやってきますよね。そのイメージです。

私自身も昔は、成功者の話を沢山聴きながら、自分の環境を少しでもその成功者に近づけていこうと努力していました。環境を変えながら、すこしずつ自分の中の可能性を信じることができるようになってきました。

もしかしたら、俺にも・・・できるようになるかもしれない。

コーチングを利用して、パラダイム転換を図る

そして、先述しましたとおり、最近、私自身も変化を求めている。このパラダイムの知恵の輪の解除をやらなければなりません。そこで今回は私がとった手段は、独立したときと同じようにコーチについてもらい、私のパラダイムを少しずつ転換していくことにしました。

弊社の組織にも、昔の会社員をさせていただいていた時の尊敬する先輩がコーチになっていて、昨年から、今年の初めまで組織コーチングもスタッフと一緒に受ける事ができました。

個人的なコーチとしては、私と同じように、新しい事に挑戦していき、人と違うことをやりたいと考え、海外で仕事をすることになり、今はニューヨークでコーチングをされている、Kay Saito 先生にお願いしています。

もうこの週末になりますが、この Kay Saito 先生が日本に来られると言うことで少人数のコーチングセミナーを企画させていただき、講師をやっていただけることになりました。

楽しむを知る

このブログでも少し書いてきていますが、私の今変化しないといけないと感じているパラダイムは、

仕事はしんどい、苦しい、大変!でも長時間ずっと人よりも仕事をやりつづければ、必ずうまく行くはず!

結構ベタなパラダイムだとは思いますが、これを、

  • 少ない労力で最大限の成果を。
  • 楽しくなければ仕事じゃない!

というパラダイムへの変換を目指しています。実は、これを書きながらまだ私自身、違和感を感じています。

いやー、やっぱりサボってたらあかんやろ!とか、楽しいことなんて、全体の1%くらいあれば良い方だよ。

とか、ついついまだ内部対話してしまうのです。

でも、もう一方では、このパラダイムを持ちながら仕事を成功させているKay Saito先生を見て、もしかしたら、この考え方のほうが、よりうまくいくのではないかな?と思えるようにもなっています。

すこしずつ、私のパラダイムがゆれているところですね。

あくまで例えばですが、私の場合、仕事をゲームとして客観的に捉えて、そこをクリアしていき、より大きなゲームを展開していけるようになる。

それが成長であり、私にとっては、このこと自身がとてもワクワク、楽しめることだと思えるようになりました。

そこで、私と同じように、参加者の方にも自分のパラダイムが変わっていく経験をしていただきたく、企画しました。

今回のセミナーでは、Kay Saito先生に、グループワークをファシリテーションして頂き、「仕事の楽しさ」を自分の中に見つける体験を、経験していただきます。

以下、Kay Saito先生からの開催コメントです。

皆さんは、目標を達成するまでの過程を、「毎日が楽しくて仕方がない」と感じてますか?それとも「やらなきゃ」と無理矢理行動している感じでしょうか?

ゴールの最終地点に辿り着くことだけに必死になり、その途中を楽しむことを忘れてしまってはいませんか?

では、一体どうしたらもっと「楽に、楽しく、自由な気持ちでゴールを達成できる」のでしょうか?

今回は皆さんと一緒に皆さんそれぞれの「ビッグ・ゲーム」を楽しめる方法をブレイン・ストームしていきたいと思います。

皆さんは人生を「ゲーム」に例えたことはありますか?

人生とは経験のコレクションです。人生の終わりに一番重要になってくるのは、何をどれだけ所有したか、いくら稼いだか、ではなく、どれだけ色々なことを体験できたか、ではないでしょうか?

どうやったら、楽しく様々な体験を積んで行けるか、一緒に考えていきましょう!

もともと人生が楽しくて仕方ない人は、このセミナーに参加する必要はないでしょう。心の中に少しだけ、こうなれたらいいな〜とか、もしかしたら私も仕事をすごく楽しむことができるかもしれない、なんて直感で感じた方はぜひご参加ください。

現在定員10名に対して、6名参加予定で、残席4名あります。下記よりセミナーの内容の詳細と申込みができるページがありますので、ぜひご参照ください。

10月4日の土曜日に、恵比寿にある、とてもおしゃれなお店を貸し切りで開催しますので、あなたとお会い出来ることを楽しみにしております。

セミナー情報→ 第5回 これからの5年を変える会「”楽しむ”を知る」

 

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