今日は「時間管理」について考えてみたいと思います。最近自分も含めて、時間をどう創出するか?考える機会が多いんです。そこでコンサルタントという概念を作った、ドラッカーの本を紐解くと・・・
時間からスタートする
「時間管理」について、ドラッカーの見解です。
私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。
「時間からスタートする」とは、どういうことでしょうか。進行計画表を作るということでしょうか。 ドラッカーはこう続けます。
何に時間をとられているか?
計画からもスタートしない。何に時間がとられているかを明らかにするところからスタートする。
まず、自分がどんなことに時間を使っているのかを具体化するところから始めるわけです。 戦いを始める前に敵情視察をするようなものでしょうか。
あるいは、家計を改善するために毎日の出費を確認するというのにも似ているかもしれません。
私は、自身の時間管理を考える時に、まずは時間という資産をいまどのように使っているか?という視点から分析をはじめます。無駄遣いを無くすための一番いい方法は、なんとなく使っている、そのなんとなくを止めることです。
やることに優先順位をつける
すべての時間の使い道を明らかにすることによって、初めて自分の使う時間に、優先順位を決めることができます。すぐやること、やらないこと、人に任せることをそれぞれ振り分けていきます。結果、下記ドラッカーの言ったこと段階に進むことになります。
- 「自分の時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける」
- 「その結果得られた時間を大きくまとめる」
という二つの段階です。すなわち、ドラッカー曰く
時間を記録し、管理し、まとめるという三つの段階が、成果をあげるための時間管理の基本となる。
ということだそうです。
さいごに
1日24時間という時間は、皆さんにとって同じだと思います。ですので今という時間をどう使うか?そこを管理することで、時間を最も自分が重要と思う事に使用することができます。
時間を創出することは難しいですが、時間の使い道を決めることから、成果に結びつく時間の使い方ができるようになるということですね。
さて何度もチャレンジ失敗してきたことですが、今日からさらにさらに気持ちを改めて、富田も早起き、瞑想ウォーキングの習慣をつけていきたいと思います。