Windowsユーザーから、Macユーザーになって早くも1年。今日、久しぶりにWINを使用してみましたが、なかなか元には戻れないですね。MSーDOSの時代から16年くらいマイクロソフトのOSに慣れ親しんでいたのに、1年でこのざまとは、習慣というのは、恐ろしいものです。
思考回路のバージョンアップ
本日、Mac新OSのyosemiteが無料でリリースされました。OSが無料というのも、Windowsユーザーだった私からしてみれば、本当にびっくりです。
なんとなく、バージョンアップと聞くと、胸がときめくし、どんな仕様になったのか気になります。早速ダウンロードしてバージョンアップしてみましたが、何がどう変わったのか、皆目検討もつかず、今日から、ひとつづつ発掘していくこともちょっとした楽しみですね。
昔は、とにかくすぐに、マニュアルを全部読まないと気が済まなかった性格でしたが、今は、未知を少しずつ体験していくことも、楽しめるもんだと思う余裕ができたのかもしれません。
ちなみに、新しいYosemiteの情報はこの、
に詳しく乗っていますので、参考にしてください。
よせみて?
ちなみに、Yosemiteの意味は、
アメリカ・カリフォルニア州のシエラネバダ山脈の西山麓にあるヨセミテ国立公園が由来になっているそうです。
1984年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されており、観光客のほとんどがヨセミテ渓谷を目的に訪れます。ヨセミテ渓谷にある花崗岩の絶壁エル・キャピタンやハーフドームはロッククライミングのメッカとして知られるそうです。
環境を変えるだけでは、なかなかバージョンアップしない自分自身
もともと愛機をMacに変更しようと思ったのも、仕事一辺倒だった自分に、遊び心を注入するためで、以前に比べてパソコンの前で仕事をする時間をそもそも減らしてみようというチャレンジでした。
一年経ちましたが、なかなか思うようには行かず、もしかするとPCの前で作業する時間は増えてしまったかもしれません。
環境を変えることも大事ですが、やはり、自分の考え方をバージョンアップしないと行動も結果もなかなか変わりませんね。
今回は、愛機のOSがバージョンアップしたこともあり、私自身の脳のOSも少しバージョンアップしなければと思う今日この頃です。
自分の思い込みを疑うところから革新を行う
私にとってのバージョンアップは、いままで「こうであらねばならない」という思い込みを、もう一度本当にそうなのか?疑い出すところから始まります。
どんな未来を創造するのか?(戦略)そしてそのために何をしないと行けないのか?(戦術)本当に大きな壁が目の前に立ちふさがる、何をしないといけないのか?という戦術の次元では、解決しようが無い場面があります。
今、これが課題だと認識している自分の元々の思考パターンや、本来の目的をしっかりと見つめ直すことです。
我々の直面する重要な問題は、 その問題を作ったときと同じ考えのレベルで解決することはできない。
これは、アインシュタインの有名な言葉です。考えのレベルを上げるにはどうすればいいのでしょうか?
私の場合は、今まで想像しえなかった未来をもう一度、想像してみることから始めます。過去から現在にかけての結果を分析すると、ある程度の未来予測は立ちます。
しかしながら、自分の次元をあげるためには、論理ではなく、想像力と直感を信じるしかありません。
ユダヤ人大富豪の教えなどの成功法則本を読みあさった時期に学んだことは、
過去の危機的状況が、今の成功を手に入れるための最も大事なターニングポイントだった。
という成功者の証言です。
この学びを利用して、右脳全開で、いままで想像したことも無い未来に、今の自分を立たせ、そこからもう一度現状の課題だと思っていることを考え直します。
そうすると、課題だと思っていることはチャンスに変わり、チャンスをみつければチャレンジするしかありません。
ピンチからチャンスに思考をバージョンアップするためには、未来の自分から今の自分をゆっくり見てみる時間をとる。それが遠回りなようで一番の近道なのかもしれませんね。
さいごに
ところで最近のアップル製品。やはりなんとなく、イノベーションの力が弱まっているように感じます。やはり圧倒的な指導者がいなくなってしまったからなのでしょうか。
スティーブ・ジョブズが生きている頃、アップル社の革新(イノベーション)力をささえていたものは、彼の誰も想像し得ない未来を想像する力と、断固としてそのビジョンを実現していく力でした。
口で言うのは簡単ですね、革新を起こし続けることは本当に大変なことですが、アップルとまでは言わなくても、自分の中の小さなイノベーションを起こすためにも、思考回路のバージョンアップを定期的に行っていきたいものです。