- 「やりたいことを仕事にする」
- 「大好きなことをやって生きたい」
- 「仕事をするのが楽しくて仕方ない」
このようなキーワードを、私が初めて本を読んで知ったのは、今から約10年前。私が25才の時でした。
才能もお金も必要ない
それまでの私は「仕事」というものは、楽しくないけど面白くないけど、しんどいけど、面倒くさいけど、イヤイヤだけど、生きていくためにお金を稼ぐ手段だと思っていました(生まれてきた環境や、周囲の人たちを見ながら、そう思わされていました)
大人になったら?
子供の頃は、夢がいっぱいあり、「大人になったら、あんなことをしたい、こんなことをしたい」と、次から次へとやりたいことが出てきたのに、大人になり、社会人になり、日々の生活のなかで、その思い描いていたワクワク感を押し殺して、生きている自分に気づきました。
「好きなことを仕事にできるほど、世の中甘くない」
これが、私の25歳までの信念でした。この世の中、甘くないというのは、正解でした(笑)が、好きなことを仕事にする。やりたいことを追求してお金を稼ぐ、世の中は甘くないけど、毎日が楽しくて仕方ない。そういう日々は、必ず実現することができる!と今は、強く確信しています。
○○が無ければ、○○ができない
しかし、それを自分の人生で実現できるのは、ほんのひと握りの人だけですよね。それは、きっと世の中甘くないからですね・・・というのは冗談で、恐らく次の2点の思い込みがあるからでしょう。
- お金が無ければ好きなことはできない
- 才能がなければ好きなことを仕事にできない
私は、たまたま縁があり、「経営コンサルタント」という仕事に就いて、3000人を超える経営者と話をさせていただきました。私は、とにかく、
- 「どうすれば成功できるか?」
- 「どうすれば失敗してしまうのか?」
この二つの違いについて重点的に経営者の意見を聞き、また経営者自身を研究してきました。その結果、才能がなければ成功できない、お金が無いと成功できないというのは、「ちょっと違うなぁ」と感じます。その違いは、少しずつですが分かってきました。
一度きりの人生は、やりたいようにやる!
ということで、これは私がいつも言い聞かせていることなんですが、お金が無くても、才能が無くても成功できます。成功するために必要なポイントは色々とあると思いますが。共通している点をひとつだけあげるとすれば、
「諦めずにやり続けること」
これに尽きまるのではないでしょうか?失敗しても、何度も改善して、何度でも立ち上がる。あきらめずに成功するまでやり続けること。そういう苦労を乗り越えて、何度も何度も立ち上がり、遂に成功にまで漕ぎ着けた経営者に共通することは、
「みんな仕事を楽しんでいる」
と、いうことでした。(つづく)