本日は、新宿にて、店舗経営ビジネス塾第四回定例勉強会を開催させていただきました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。当日は、加納聖士先生に、「店舗経営の仕組み化」についてお話いただきました。
家業を事業化するために
今回の勉強会テーマは、私がもっとも興味のある「仕組み化」についての勉強会。講師は、メガフランチャイジー企業の現場からナンバーツーにまでのし上がった経営の仕組み化のプロ加納先生に登壇していただきました。
仕組み化をテーマにするには、2時間は本当に短い時間でありましたが、限られた時間で、加納先生には、ポイントをわかりやすくお話いただきました。
私が感じたことはやはり、経営者自身がやるべき仕事と、そうでない仕事を、本人が自覚することができるかできないかが、仕組み化に向けての大きな障害になるということです。
自覚しなければ、仕組み化に時間とお金を投資できない
経営者は、多くの場合、現場の経験を経て管理職を経て、経営者になることが多いので、作業系の仕事や管理系の仕事に自信があり、自分が社長であることは、その実績に裏付けされた自信が本人のモチベーションを支えていることがほとんどです。
しかしながら経営者というのは、作業でも管理でもなく、実は、理念から戦略構築までを日頃の仕事時間の80%を投資する必要があると、ランチェスター経営の竹田陽一先生がおっしゃっています。
とくに、理念をかかげ、「何のために経営をするのか?」を明確に明文化した上で、その理想の実現のために、経営資源をどのように配分投資していくか、その戦略を立てることが、家業を事業化させるための、その扉を開ける鍵になるのです。
経営者自身が、もう一度自信の仕事配分を見直し、任せることの出来る仕事は任せ、やらないことを決めて、何に特化しないといけないのか、よくよく自覚する作業からスタートです。
そして、仕組み化するために、
- 会社としての理念やビジョンを達成するための戦略を、実際に実現するために、何を仕組み化するのか?
- また人の能力に依存するのではなく、システムに依存するカタチで日々の日常業務をいかに円滑に運営することができるのか?
それは、サービス業において、とくに人に依存しないことが非常に難しいことではあるのですが、よくよく考えて見ると、オーナーがいないと客が来ない、スタッフがいないと運営がまわならいということであっては、結局は、大切なお客様を裏切ることになってしまいますね。
目の前のことをこなすことよりも、少しだけ長い目で先を見たときに、自らがやるべき仕事の整理と仕組み化を、この機会にもう一度考え抜きたいと思う事ができた、そんな勉強会でした。
勉強会の内容について
セミナーの内容は、店舗経営ビジネス塾の参加者の皆様には、動画を公開したいと思います。
- 人材志向型と、仕組み志向型
- 情報量の不一致について
- 売るための仕組みこそ価値がある
- 多くの会社が仕組み化できない理由
- 3つの仕事の可視化
- 仕組みの6つの要素
- 「洗い場に逃げ込むな!」
- 経営者の仕事とは?
- 仕組み化のためのまんだらチャートのつくりかた
- 5年後の組織図をつくる
- 作業マニュアル7つのステップ
- 仕組み運営強化の為のクラウドツールの紹介 など
店舗経営コンサルタント富田英太の「店舗経営ビジネス塾」
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先着30名様(あと8名)まで、5000円/月を3000円/月で入会可能です。
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もちろん、場所や日時の都合で、ご参加いただけない方には、 動画で視聴していただき、また質問などは、このビジネス塾内でお答えしていきたいと思います。
この塾に参加していただいた方には、私、富田英太への様々な相談、店舗経営者同士の情報交換、月一度の勉強会への無料参加、無料視聴ができます。
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皆様のご参加をおまちしております。
過去の勉強会動画公開情報
- お金をかけずに繁盛店に変える方法(集客編) 講師:富田英太
- LINE@を使って繁盛店になる方法 講師:斎藤元有輝
- 顧客満足へ繋がるコミュニケーション能力の向上 講師:金本祐介
- 仕組み化による経営者の時間創出について 講師:加納聖士