最近とくに思う事は、始め方より、引き際が難しい。よく聞いた言葉だけど、改めてそう感じます。日本全体が今、そういう時期に来ているのかも知れません。戦後の焼け野原から立ち上がった、たくさんの起業家精神。その魂を受け継いだ2代目、そして・・・
さくっと、事業承継の取り組みをご紹介!
現在、約3代目にその魂がつながるかつながらないかの接点の時期です。現在企業の存続を掛けて、収益の低下以外の問題でもたたむか続けるかの大問題に取り組むケースが増えてきていますね。
- 後継者難 ⇒後継者不在で事業を他社に承継
- 株式相続問題 ⇒事業を承継しない相続人の株式を譲渡
- アーリーリタイア ⇒早期に事業から引退
- 本業集中 ⇒本業以外の事業を他社に継承して本業に集中
- 事業転換 ⇒今の事業を他社に継承して他の事業に転換
- 赤字のための撤退 ⇒借金をかかえたまま事業撤退・再就職
私のもとにも様々なご相談をいただきます。
そこで終わりと思っていても、まだまだやり方はたくさんある。
これから、事業承継するにしても、借金を抱えて会社をたたむにしても、手段を知らなければ、最後の最期に本当に綺麗な幕引きができない、事業承継後に「こんなはずじゃなかった」大失敗を犯します。
たとえ、借金があったとしても、まだまだやり方はたくさんあります。
一度飛び立った飛行機も、再び着陸地点をみつけ、うまく操縦しないと着陸できません。辞め際、引き際にきれいなソフトランディングを見せることも最後の経営者の器と能力が必要です。
そして、正直に伝えるなら、最初にあなたの今、身近という理由だけで、相談相手を間違えると、資産売却や、借金交渉とか、なんだかめんどくさく、しかも次に事業が繋がる可能性を閉ざしてしまいます。
引き際にも、全員がハッピーになる手段はないだろうか?
そこで、私は、M&Aによる事業承継をおすすめしています。
- 会社を整理したら何も残らないし、お金も入らないが、事業承継であれば事業譲渡代金が入る。⇒会社整理だと不動産の処分がせいぜい。
- 事業承継によりブランドも雇用も顧客も継承できる。
- 承継する会社は通常は同業大手なので一層の成長が期待できる。
- 事業承継により創業者一族には株式売却代金が入り、相続税も支払える。
- 地域経済 にとってもメリットが大きい。
事業承継の成功例
というメリットが沢山あるので、そのまま言葉にするならば、
事業を整理するのではなく継承しよう
てなわけで、とある、新潟県の老舗の酒蔵の事業承継の成功事例について説明します。
- 後継者難だからといって、長い歴史に幕を下ろすわけにはいかない。
- 従業員も育っており、ブランドも顧客もあり、それは大きな財産。
- 会社を整理したら、単なる蔵の不動産処分になってしまうので二束三文。
- 事業承継であれば営業利益や純資産で評価するので高い譲渡価格が出せる場合が多い。
- 同業の大手に引き継いでもらったので、従業員の給料も上がり、販路も拡がり、業績も向上した。
- もちろん、ブランド、顧客、雇用の継続ができた。
- 地域にとって も地場産業の継承になりメリットが大きい。
率直に富田に会いに来てください。
ま、こんなことも踏まえて、日々沢山の相談をいただいています。やっぱり怖いのは、知っていること、知らないことで、時間とお金と信用まで損したり得したりしてしまっている現実を、またさらに知らないで生きていくこと。
もちろん無料ではなかなか相談に乗る事は難しいのですが、個人ミーティングなどで、とりあえず現状の課題を整理していくために必要な情報やアドバイス、いままでの自分の視点以外の方法があるかどうか、など、ぜひ一度、富田に会って相談しにきてください。
さいごに
経営者の仕事は、情報のインプットとアウトプット。決断前に、偏った選択肢で決めるより、たくさんの選択肢を広げ、その中から一緒にどの選択肢にすべきか、喧々がくがく意見を交わせる客観的な他人を、見つけてください。
私は正直、経営はヘタ(?!)ですが、コンサルティングが大の得意です。こればっかりやってきたので(笑)
富田と直接会って相談したい方は?
また、検討中や、それまでに富田に聞いておきたいことがある方はこちらから!
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