ビジョナリーカンパニー弾み車の法則の要約と紹介

今日は、ビジョナリー・カンパニーの新作、弾み車の法則の要約・紹介をしたいと思います。要は、再現性のあるビジネスサイクルを回し続けることが大事という話です。

弾み車とは?

帯に、なぜアマゾンの成長はとまらないのか?と買いてありますが、AMAZONのジェフ・ベゾスさんとマンツーでたくさん話したらしいこの「弾み車(はずみぐるま)の概念」です。

「巨大で重い弾み車を思い浮かべてみよう。金属製の巨大な輪であり、水平に取り付けられていて中心には軸がある。直径は10メートル程、厚さは60センチ程、重さは2トン程ある。この弾み車をできるだけ速く、できるだけ長期間に渡って回し続けるのが自分の仕事だと考えてみる。」

逆に企業は 一発逆転を狙いだしたら死にます。これは衰退していく5段階の4段階目となります。

ここを突破して5段階目「屈服」に入ってそこから復活できた企業はありません。4段階目のうちに、はずみぐるまをみつけてまわしつづけましょう!

「同じ方向に押し続ける。3回転、4回転、5回転、6回転。

徐々に回転速度が速くなって行く。11回転、12回転、どんどん速くなる。20回転、30回転、50回転、100回転。」

明らかに様子が変わってきます。

「そしてどこかで突破段階に入る。勢いが勢いを呼ぶようになり、回転がどんどん速くなる。弾み車の重さが逆に有利になる。

1回転目より強い力で押している訳ではないのに、速さがどんどん増して行く。」

どの回転もそれまでの努力によるものであり、努力の積み重ねによって加速度的に回転が速まって行く。

1000回転、10000回転、100000回転になり、重量のある弾み車が飛ぶように回って止めようがないほどの勢いになる。

「弾み車の概念」は、「PDCAとビジネスモデル」の概念に通ずるものだと考えます。そして、そこには再現性があるかないか?になります。

この法則を活用して成功したアマゾンをはじめ、大手投資ファンドのバンガード、インテル、さまざまな企業の「弾み車」を図説し、優れた「弾み車」の存在がいかに企業経営において重要なのかをこの本の中で説かれています。

◆アマゾン・ドットコムの弾み車

  • →より多くの商品の価格を下げる
  • →サイトの訪問客数が増加する
  • →サードパーティの売り手が集まる
  • →品ぞろえが広がり、配送網が充実する
  • →固定費あたりの売上が伸びる

◆バンガードの弾み車

  • →低コストの投資ファンドを提供する
  • →顧客のために高い長期リターンを実現する
  • →強固な顧客ロイヤリティを醸成する
  • →運用資産が増加する
  • →スケールメリットが生じる

◆インテルの弾み車

  • →顧客が熱望する新たなチップを設計する
  • →競合企業が追いつく前に高価格で販売する
  • →単位あたり原価を下げる
  • →価格が下落しても利益を確保する
  • →利益を研究開発に再投資する

Amazonの成長は止まらないのは、ひたすらこの「弾み車」を回し続けているからですね。

最後に著者からメッセージです

大きな成功を収めるのは、大きな成功弾み車を10回まわしたら、さらに10億回まわし続ける会社だ。10回まわしたら新しい弾み車で1からやり直し、それが10回転したらまた別の何かへとエネルギーを浪費する会社ではない。100回転させたら次は1000回転、さらに1万回転、100万回転、1000万回転とまわし続けよう。

 

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