秦野商工会議所

今日は、大阪で久しぶりに家族とランチをしたあと、神奈川県秦野へ向かいました。初めての土地でしたが、皆さんとてもよくしていただき、ありがとうございます。年代も近い、若手経営者の方が多かったですね。次回は、もっと濃い話をいろいろと私から伝えるだけでなく聞かせてください。

生活を潤し特別な喜びをもたらすもの

さてセミナー中、改めてそうだよなって自分が話ししていることに思ったのですが、現在の消費の傾向をよく見ると「大衆消費型のもの」にはより安さを求め、「生活を潤し特別な喜びをもたらすもの」には喜んでお金を払うなど二極化していますよね。

後者の場合、商品やサービスに独自の個性、専門性、提案などを持つ店が、消費者から厚く支持されているわけです。

販売戦略には、顧客ニーズに合わせて商品をつくり提供する“マーケットイン”と、製造者の意思で商品をつくり必要とする顧客にのみ提供する“プロダクトアウト”があります。

マーケットインは資金が潤沢な大手が採用する手法。小さくても儲かっている店というのは、必ずプロダクトアウトを採用しています

開業時、よく考えてコンセプトを決めて欲しいのですが、間違っても、マーケットインで考えないでください。顧客の望んでいるニーズに、答えるという考え方は、大手の考え方です。

まずは、このモデルを目指してください。市場の9割が見向きしなくとも、1割から熱狂的に支持される店。プロダクトアウト、それが、小さな店の目指す繁盛店モデルだといます。

扱う商品・サービスに対する経営者のこだわりや思いがコンセプトになります。それを喜ぶ人をターゲットと考えましょう

たとえば、とんがった事例で言うと、カラーカウンセリング&カフェバー。

色のパワーを取り入れたカクテルが人気オーラソーマによるカウンセリングが受けられる日本初のカフェバーをオープンしました。

店内は女性一人でも安心して入れるように配慮し、独立したカウンセリングルームも設けました。オーラソーマの診断結果から、現在不足している力や欲しい力を補充できるカクテルを用意しています。

カフェバーとしてご利用された方の中には、カラーセラピーができることに興味を持たれ再来店される方も、顧客の幅が広がる効果はありますね。

やる気がみなぎる「赤」、イライラを鎮める「青」。今後は色の力を取り入れたフードメニューも展開。

こんな感じでしょうか・・・。

コンセプトのあとは、数字で計画を。

コンセプトが決まったら、具体的な事業プランに落としていきます。経営者として店を将来どのように発展させていくのかというストーリーを具体的に描くのが事業計画書です。

事業計画を立てずに開業してしまうと、一度赤字に転落したら抜け出せない、スタッフが定着しないなどの危機に陥りがちです。

秦野の皆様にも何度もお伝えしましたが、経営は、目的と目標、思いと数字、気持ちと計画です。

例えば店の旅行計画に置き換えて考えればわかりやすいでしょう。計画がなければ、スタッフはいつ着くのか、目的地はどこなのかと不安で楽しめないのでは。ましてや店の運営を計画もなしに始めてしまうのは無謀すぎ。

さいごに

店がどこに向かい、今どんな状況にあるのかわかれば、スタッフも安心して同じ目的地を目指せるものです。

目的と目標=コンセプトと事業計画。開業するまえに、じっくり考えてみたいものですね。


2014/11/27

開業支援