チラシ配布風景

せっかく、一所懸命工夫して創ったチラシ。それでも、成果がでない場合がよくありますね。そのチラシを作成して配布しても、集客が満足にできない原因は二つ考えることができます。そのチラシを捨ててしまう前に、もう一度下記からの2点を見直してみてください。

 工夫して作ったチラシの効果が薄い理由を知る

チラシ配りに効果が無い原因は、以下の2点が考えられます。せっかく作成したチラシのデザインや企画を見直す前に、一度チェックしてみてください。

  1. 配布を担当する業者さんやスタッフのモチベーションが足りない
  2. チラシの効果がないと何度もすぐにデザインを変えてしまっている

配布作業を行う人への動機付けが足りない

まず一つ目、それは、チラシが良くても、それを配布するスタッフの気持ちが後ろ向き・嫌々配布している、そんな場合がよくあります。

もしかすると、残念ながらやる気無く、ちゃんと配布していない場合も考えられます。ちゃんと受け取ってくれた見込み客がいたとしても、そのチラシを真剣に見ることはまずありえないでしょう。

あなたも逆の立場になって考えれば分かると思いますが、どんなに経営者が精魂込めてつくったチラシも、それを直接手渡すスタッフにやる気を感じなければ、受け取るのも億劫ですよね。それでは意味がありません。

率先して配布し、想いを背中で伝える

ですので、販促活動よりも先に、従業員教育。そのチラシのどんな想いが込められているか?しっかりとスタッフに伝え、経営者自身が、まずチラシの配布を率先的にやってみせ、その姿を見せてからはじめて、スタッフに配布を任せてみてはどうでしょうか?

経営者が率先して動かないお店は、スタッフはやらされている感を持ってしまいます。 経営者として、やるべきことが他にもたくさんあることは、重々承知していますが、ここは、せっかく工夫して創ったチラシです。

最後まで、ぬかりなく、手を抜かずに、自ら配りスタッフにその姿を見せて伝えるところまでやりぬきましょう

効果のあるチラシをはどういうものか?

次に、これもよくある失敗なのですが、販促物の効果というのは、なかなかすぐに結果として現れません。

たとえ、すぐに効果が現れたとしても、だんだんとその効果は薄れていきます。ここで多くの経営者は、こう考えてしまいます。

目新しさがなくなってしまったかな?また新しいチラシを作らないと

全ての業者さんがそうとは言いませんが、広告代理店、印刷業者は、その言葉を聞いて小躍りして、次のチラシ案を持ってくることとなるのです。

もちろん、広告代理店も印刷業者も新しいチラシを作成してもらうことが仕事なのですから、これは当然のことですね。

しかしながら、お店の成果を上げるという点では、実は、同じチラシをまき続けることの方が、見込み客の意識に残りやすいのです。

記憶に定着させるためには、くりかえしが肝心

実は、このことは、テレビコマーシャルでも同じことが言えると考えています。 目新しい、話題性のあるコマーシャルの企画は、確かに認知度として、短期的には広がるかもしれません。

しかしながら、本当にずっと記憶に残り続けるコマーシャルとは、数年間まったく変わることのない、深夜などに良く流れるコマーシャルであったりしますよね。

小規模店舗では、何度も何度も話題性のある販促チラシを配布するよりも、継続的に長期間、見込み客の記憶に残り続ける同じ販促チラシをまき続ける事を心がけるべきです。

自分たちが顧客よりも先に飽きてしまう

私はよく「お客様があきるよりも、先に販促担当者があきてしまうチラシ」という皮肉を言っています。

工夫して自信のあるチラシを作成したのであれば、同じチラシを定期的に同じ地域に、撒き続けるようにすることが、お店のブランド力を高め、見込み客の継続的な来店にかならず繋がります。

一度工夫したチラシを作成したら、そのチラシを見直すのは最終手段です。そのチラシの配布の仕方を工夫しながら配布し続けてみることに注力してください。

さいごに

こうに違いないとか、周りも同じ事をしている、などの思い込みから、顧客心理を無視して業界常識にとらわれることが実は珍しくありません。

自分の思い込みに気付き、本当にそうなのか?いろんな角度から疑ってみることから、新たな手段や方法が生まれることが多々あります。

ひねくれろ!

とまでは言いませんが、この混沌とした時代には、少し変わり者の方が、経営者としてはうまくいっていることは断言できます。

せっかく独立し、自分の意思と決断、責任を取ることができるようになったので、周囲に流されることなく、自分の思うことをどんどん実践していきましょう。

 

 


2014/10/23

Knowledge style for Food Business