私は、経営コンサルタントになってから、実に様々な性格、考え方、スタイルの経営者と接してきました。その中で、大きく分けて、4つのタイプに経営者は分かれるということが分かってきました。

経営者の4つのタイプ

その4つのタイプとはこちらです。

①    アイデア型

②    リーダーシップ型

③    マネジメント型

④    セーフティ型

上記4つに大きく分かれるのですが、それぞれ、色々と相関関係があり、一人の経営者が、複数のタイプを使い分けている場合もあります。

おもに創業期に有利な①と②のタイプ。創業後、永続させていく為に有利な③と④のタイプ。それぞれ詳しく説明していきましょう。

 創業期に強いアイデア型経営者とリーダーシップ型経営者

まず、ひとつめのアイデア型の経営者は、事業として成長可能性が高い新規事業の「芽」を嗅ぎ付け、アイディアベースのものを具現化することを得意とするタイプです。

若干、飽きっぽい傾向があり、成功が7~8割見えたところで次の新しいアイデアに興味を持ちだす側面もあります。

自分の興味に正直に動くため、大きな組織を率いることは苦手である。アントレプレナー(起業家)タイプともいえ、ベンチャー企業創業者の多くはこのタイプに属します。

次に、リーダーシップ型経営者は、アイデア型の経営者が見つけた新規事業の「芽」を成長させていきます。

リスクに対して積極的にチャレンジしながらグイグイ引っ張っていくタイプです。攻撃的で、常に進歩・前進を求め、状況をよりよい方向にヒートアップし、変革していくことを得意としていくことを得意として、市場拡大期に強みを発揮する経営者です。

マネジメント型経営者とセーフティ型経営者は、継続するために不可欠

マネジメント型経営者は改善支援タイプです。創業型である、アイデア型、リーダーシップ型経営者が、ある意味の役割を終え、市場に大きな風穴を開けた後で負大活躍する経営者です。

市場を拡大し、獲得した市場シェアを管理・調整しながらコスト・イノベーションを起こして利益を最大にしていくのが得意なマネジメントタイプ。

現在のルールや、業界の常識、秩序を維持しつつ、訂正・改善を加えていくことを得意としています。市場が安定しているときに強みを発揮します。

セーフティ型経緯者は絶対死守タイプです。すでに獲得したシェアを徹底的に死守する、ないしは万難を排して撤退するなど、守りの要として活躍が期待されます。

前例を淡々と維持していく。動いてはいけない環境や業務を死守することが得意なタイプです。

このふたつのタイプは、創業者として活躍するのではなく、創業者の意思と実績を引き継いで、さらなる市場の拡大、もしくは、安定した経営を実現するために必要な経営者の対応と言えます。

 自分に足りないタイプを意図的に幹部に採用する

あなたは、先述した4つのタイプの経営者のうりどのタイプに当てはまるでしょうか?

自ら事業を興し、スタートする場合は、アイデア型もしくは、リーダーシップ型の経営者が不可欠になります。自分がもしこのタイプではない場合でも、幹部や同じく共同で経営を行う人間に、このタイプをスカウトして活躍する場を提供することも、視野に入れる必要があるかもしれません。

経営者は、かならずこういうタイプでなければならないと言う事は無く、この四つのタイプが活躍できる場を提供する事が、本当の企業家と言えるでしょう。


2014/09/15

コンサルティング