昨日のブログから、続きます。「投資と回収について」今日は、ホントの事業計画と、対融資対策の事業計画についての違いをお伝えしていきたいと思います。銀行、政策金融公庫、中小企業信用保証協会の方は、読まないでください(笑)(去年も同じようなこと書いてますが・・・)リクルートの雑誌も大概毎年同じテーマを回してますね・・・

融資のための事業計画と経営のための事業計画

まずは、貯蓄融資から説明していきたいと思います。貯蓄に関しては、言うまでもないのですが、自己資金だけで、開業できることに越したことはありません。

ですが、なかなか全額、自己資金で賄うのは難しいかもしれませんね。

そこで多くの場合、銀行などの金融機関から足りないお金を借りることになります。融資とは、簡単に言うと、お金を借りるということですね。

でも話は簡単じゃない!

まず融資を受ける際、開業資金が1500万円かかるとします。そこで、1500万円全て、融資を受けるのは、言うまでもないですが、難しいですね(経験談)。

少なくとも、総額の3分の1は、コツコツ貯めてきた個人の通帳を見せないと、開業資金の場合は、貸してくれません。

金融機関も結構、細かく見ています。どれだけの熱意と根気を持って、その人が開業したいと思っているのか、その情熱の根拠をしっかりと確認しておきたいのです。

次には、金融機関からお金を借りる為の事業計画を作らなければなりません。

融資を受ける際に提出を求められる事業計画は、大体の場合において、過去の成果について問われます。

未来と可能性よりも過去と信憑性を求められる

どういうことかと申しますと、銀行などの機関は、その経営者が、本当に貸したお金を返すことができるのかどうかを判断することが仕事です。

はっきり言いますが、その商売が、うまくいく、繁盛していくかどうかを見ているわけではありません。経営者の返済能力を判断しないといけないときに、未来の夢をいくら魅力的に提案しても、シビアな彼らには、通用しませんね。

やはり、過去その人の貯蓄経緯や、どのようにして、開業資金を貯めたのか?過去に支払いを滞ったことはないのかどうか?そして、過去どのような仕事を経験して、新規開業に至ったのか?こういった部分を重点的に見られます。

ですので、私は融資を目的とした事業計画を立てる場合には、過去の徹底分析から、将来の返済できるという信用を勝ち取るための、担保を提示することをお勧めしています。

経営の為の事業計画

しかしながら、本当の経営のための事業計画とは、今までにお話した融資を目的とした事業計画の立案とは、まったく異なります。

経営のための事業計画の立案は、これから先の未来についての数字を決定していく作業になります。

事業計画としましては、よく、短期・中期・長期と別れていますが、最低でも毎年、中期(中小企業であれば5年後)までの計画をきっちり立てることをお勧めします。

事業計画を立てて、何かいいことがあるの?という質問が聞こえてきそうですが、本当に色々とメリットがあります。

未来のあるべき姿からの逆算

まず、5年先の自店のあるべき姿から逆算することによって、4年後、3年後、2年後、1年後、半年後、3ヶ月後、1ヶ月後、15日後、明日、自分たちが何をしなければいけないのかが明確になります。

これを逆算で考えていない限り、その日その日の単なる積み重ねになってしまい、5年後のあるべきだった姿には程遠いという結果になってしまいます。

イチローみたいな天才であれば、日々最大のパフォーマンスを引き出すことができますが、私のような凡才は、やはり、逆算で目標を立てて、毎日それを振り返り軌道修正しながら、まずは、5年後のあるべき姿を目指さなければなりません。

一緒に働くスタッフにとっても大事な計画とは?

例えば経営者が運転手で、スタッフを連れて慰安旅行に向かうと決めたとします。計画をちゃんと開示せずに、旅行に向かう事は、経営者にとっては、慰安旅行でも、スタッフにとっては拉致旅行なんでね。

これも経営者が陥る失敗の一つですが、やはり、同じバスにのって、同じゴールに向かって働く仲間であるスタッフに、自店の経営計画を発表することは、絶対に必要不可欠です。

そういった目標を、スタッフ全員と共有するからこそ、そこから、そのゴールのためにどうすればいいかという知恵が生まれます。

目的や、目標も語らずに、スタッフに素晴らしいパフォーマンスを求めるのは、土台無理な話です。

目標達成にこだわるのではなく、常に検証・改善を心がける

計画を立てたからといって、必ずしも達成しなければならないというわけではありません。1年もしくは半年などの期間に、何度も見直せばいいのです。

大事なことは、目標を達成するということよりも(もちろん達成することも大事ですが)、目標を、働く仲間と共有するということなのです。

そういうことが自然にできているお店は、スタッフも自分の使命のもと生き生きと働いています。こういったところにも、開業して繁盛しているお店とそうでないお店の分岐点がありますね。

ということで、続きはこちらの記事です!「出資者と経営者を意識適に分ける」

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2015/04/08

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